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第1415話

作者: かんもく
真帆とポリーは毎日、剛の病床のそばで付き添っている。

奏も暇ではない。毎日見舞いに行くほか、剛の巨大なビジネス帝国の管理まで引き受けている。

高橋家のY国での事業は驚くほど幅広い。ベビー用品から教育、葬祭業、高級ホテル、ショッピングモール、さらにあらゆるラグジュアリーブランドまで網羅している。

かつて剛がそれらを案内したときは、一週間かかったほどだ。

真帆と結婚してから、剛は奏を各事業の責任者に紹介している。権限を渡すと明言はしていないが、彼らは皆察しがいい。

今回の襲撃事件で剛が重傷を負い、周囲はこぞって奏に取り入ろうとしている。剛は生きているものの、こちらでの奏の立場はかなり固まっている。

夜、病院から戻った真帆は、家にいる奏を見て少し驚く。

「今日は早いのね。毎日このくらい早く帰れたらいいのに。体がもたないわ」

彼女は笑顔で近づく。

「お父さんの具合はどうだ」

「今朝目を覚ましたときはかなり弱ってて大人しかった。でも午後になると少し元気が戻って、怒り出したの。自分がホテルで襲われたのが許せなくて、ポリーに責任者を処分させてる」真帆は眉をひそめる。「医者は興奮しないようにって言ってるのに聞かない。犯人を自分の手で殺したいくらいらしい」

奏の眉がぴくりと動く。

もし剛が俊平の恋人が生きていると知れば、何があっても殺しにいく。

ちょうど三郎に電話して隠し場所を変えさせようとした瞬間、先に電話が鳴る。

「奏、剛はもう目を覚ましたな。でなきゃ部下が俺の家を家宅捜索するはずがない」三郎は怒り心頭だ。「さっきポリーが連中を連れて来て、二階であの女を見つけて連れていった。今すぐ止めないと日が沈む前に殺される」

奏は外を見る。もうすぐ暗くなる。

三郎の言う日が沈むは文字通りだ。

だが奏は、もう手遅れだと感じている。

彼女は俊平の恋人で、復讐のために来た。誰かに使われたわけではない。だから調べる必要もなく、始末されるだけだ。

「もう遅い」視線を戻し、喉が動く。「剛は俺を信用しなくなる」

「だな。俺のミスだ。家に置かなければよかった。あいつは疑い深すぎる」三郎は悪態をつく。「くそ、しぶとい。あの時死んでくれれば楽だったのに」

奏のスマホが鳴る。画面にはポリーの名前。数秒見つめてから出る。

「奏、あの女は始末した。俊平と同じやり方でな」ポリー
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コメント (1)
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ウサコッツ
奏は帰国できないね いまだに剛も真帆も始末できてない 死ぬまで犬になるしかないな
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