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第7話

作者: こぐまミルクフォーム
清司はずきずきと痛むこめかみを揉んだ。

「何があった?」

「よく分からない。でも、由紀子さんが血まみれだって話で……」

清司は一瞬だけ動きを止めたが、すぐに鼻で笑った。

「あいつ、とうとう芝居まで始めたのか」

「昨日、お前らだって賭けてただろ。あいつはプライドが高いから、明里の存在なんて絶対に受け入れられないって」

「で、今度はこの騒ぎだ。死ぬだの何だのって……」

その声には確信と嘲りが混じっていた。

「要するに、大ごとにして、あの場で俺に態度を決めさせたいだけだろ。明里をきっぱり切れって、皆の前で迫るつもりなんだ。女が正妻面して迫るときの手なんて、だいたいこんなもんだ」

「でも清司さん!今回はなんか様子が変なんだよ!」

「由紀子さん、流産したんじゃないかって!」

「それに、由紀子さんのお母さんも……あの血を見た瞬間、その場で倒れたらしい!もう会場は大混乱だ!」

「今はもう人払いされてて、俺も何が起きたのか分からない。清司さん……戻って見たほうがいいんじゃないか?」

連日の重圧と、今この混乱で、清司の苛立ちは頂点に達していた。

「もういい、翔太」

清司は相
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