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白銀のケンタウロス
白銀のケンタウロス
Author: たかぎまゆみ(ののちゃ)

始まり 時の番人と未来の亡霊の白馬のケンタウロス

last update Last Updated: 2025-02-06 10:17:03

それは時の輪の旅の始まり 

時の魔法のオルゴールの中にあるのは小さな骨の欠片

白銀の髪 美しい女ケンタウロス 

レグルスの骨の欠片

闇の中で白銀の髪をした美貌のケンタウロスの女は

小さな宝石箱の形をしたオルゴールを手にして……彼女は言う

「この宝石箱…オルゴールの中の小さな骨の欠片は私の骨」

黒髪の少年を見下ろして、白馬のケンタウロスの美女が呟くように話しかける。

◆ ◆ ◆

「私は未来の亡霊、これからお前は過去の時間へと旅をする 過去の時間へ跳ばされる

そこで出会う、生きている頃の過去の私は…お前の敵だ」

黒髪の少年は赤い瞳に長い耳という 特徴的な姿していた。

◆ ◆ ◆ ◆ ◆

アーシュと犬の姿のワン子は愛らしい姫、エイルを探し、救う為に

過去の時間、時に未来の時間へ

過去の時間では子供時代…処刑の危機にあったアーシュ

未来の時間、数年後、まだ先の未来では…大人になった自分自身が戦争で死地に向かおうとする。

未来の自分との会話

そして、オルゴールの中にある骨の欠片の意味、未来の亡霊となったレグルスとの繰り返す再会

それは、時に残酷な運命との対面の旅?

◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

  御話の始まり

森の中の魔法使いの家にて留守番中、ワン子は守っている

魔法使いの弟子のワン子さんと今、魔法使いの家に滞在中でした

お城にお住まいで 吊り上がりの目つきと性格に問題ありの

黒髪の少年アーシュさん(幼く見えるが実年齢は違うらしい?見た目年齢14,15歳?)と

アーシュさんの瞳は印象的な深紅の瞳 エルフのような長い耳

ワン子の憧れの⒘歳前後のお姫様のエイルさん(エルトニア姫)

波打つ金の髪に色違いのオッドアイの瞳がこれまた麗しいワン!青と淡い琥珀色

耳の形、変わった猫のような耳もキュート 

なお皆、古代の服などをアレンジした衣装を着ていたりします、ワン。

◆ ◆ ◆

 「じゃあ、しばらく城に泊まってゆけよ 、美味しいご馳走も用意してやるから」と

いつになく優しいアーシュさんのお言葉!

ご馳走!の言葉に反応するワン子

でもって、アーシュさんの作る料理は絶品、美味しい、美味

◆ ◆ ◆

「旅先の魔法使いの先生には お手紙を出しておこうね」エイル

 嬉しそうに頷くワン子!

 「じゃあ!荷物を用意してね」エイルが微笑みながらワン子に言った

「はいですワンワン!」

◆ ◆ ◆

「僕の従兄で武官のリアン兄さんもアルテイシア姫も待っているよ」

「はいですワン」

椅子でお茶を飲みながら ワン子の様子を眺めるアーシュとエイル

「ねえアーシュ いつまでアーシュの正体が黒の王って事を秘密なの?」エイル

◆ ◆ ◆

「面倒くさいから気がつくまで ニブニブのワン子、気がつくかな?」

「一度、滅んだこの国の偉い王さまだって事!」嫌な感じの笑みを浮かべるアーシュ

「本来なら黒の王アーシュは二十歳過ぎの姿であったはずだもの」エイルは朗かに答えた。

◆ ◆ ◆

「まあね ここの魔法使い、薬師の薬のせいで記憶も姿も無くしたから

しかも、あの魔法使い、ワン子の師匠は 『あら、記憶もないの?うふふ』だと」

「彼女の御蔭で戦いの傷で死ぬ処を助かったから」「知るか!」エイルの返答にアーシュは一言

「ワン子はエイル、お前の事も良く分かってないじゃないか?」

「あははっ 僕の正体ね」エイルは笑う

◆ ◆ ◆

「ワン子さん アル、アルテイシア姫やリアン兄さんが待っているからね」

「はいです ワンワン」

こちらは荷物を用意するワン子 そして 部屋の隅っこに 埃をかぶった

 大きな木の箱に目をやる。 怪しい呪文の巻き物やらガラクタがいっぱい詰まっている。

先生の宝物なのだが、はっきり言って こうもごちゃごちゃだと何が何か判らない。

◆ ◆ ◆

箱の中 その中の一つ ふと綺麗な小さな半透明の白い石で出来ていた

一見すると 小さな宝石箱のオルゴール

金の飾りが綺麗ですワン

「でも、開けてはいけないと 先生は言っていたワン」

◆ ◆ ◆

そこにエイルがやって来た「僕が手伝おうか?」エイルが話しかけた

エイルは宝石箱のオルゴールに気がつき一言

「あ、綺麗な宝石箱」エイル

嬉しそうに彼女は小さな宝石箱を手に取る 

「オルゴールだね うふふ」エイル そう言って彼女はカパンっとフタを開く

◆ ◆ ◆

「ああ、駄目です 開けちゃいけないです!ワン」ワン子

「ええ!何 僕が何か…」エイル

その時だった。

まわり一面が 黒い空間に広がり 変わってゆく「エイル! ワン子!!」アーシュさんが叫ぶ!

黒い空間に飲み込まれ意識が遠くなってゆく

◆ ◆ ◆

白銀の小さな光 宝石箱の中から現れる!

それは白い小さな骨のかけら‥

宝石箱の中から歌声が響く 銀色の半人半馬 どこにいる?

これは時の輪への旅路の始まり 大事な金髪の少女エイルを探す旅の始まりだった

イラスト ※作者が描いたイラスト

https://estar.jp/pictures/26344788

https://estar.jp/pictures/26345602

アーシュとエイル

https://estar.jp/pictures/26345051

◆ ◆ ◆ ◆ ◆

「………此処は何処だ?」「あら、目が覚めた?」 

よく見えないが、どうやら少女が薄闇の中で声をかける。

その場所、暗闇の中 沢山の本が宙に浮かんでいる 。

倒れていた場所は大きな階段

空間の中 周りには本の山と 天と地をつなぐ巨大な石作りのらせん階段

◆ ◆ ◆

らせん階段にアーシュは一人倒れこんでいた。

よく見ると少女は猫耳に古代のエジプト風の衣装を着ている。

「お目覚めのようだね」別の声、今度は違う声の主 

もう一人の人物、近くに居る女が声をかけてきた。

ゆっくりと近づく、馬の足音がする パカッ パカッパカッ

上半身は女性…そして下半身は馬

◆ ◆ ◆

女の声、声の主は、白銀の髪を持つ紫とも青とも変わった色の美しい瞳 きりりとした目元

女性の白馬のケンタウロスである。彼女は軽装の鎧に細長い剣、騎士か戦士のようだった。

◆ ◆ ◆

「我が名はレグルス」「今はお前の敵じゃない 今は…今の未来の時間なら」くすくす笑う

「ほら!」ホイと投げて寄越したのは革袋…中には色々な物と先程の宝石箱(オルゴール)

「その荷物が必要になる」

「ここは時間の果ての先、さまざまな時間が その時間に存在する者たち」 レグルス

「お前も見える 小さな火竜王殿、黒の王アーシュ殿」

「…ケンタウロスの馬女、俺の事を知ってる?」

レグルスの言葉に深紅の吊り上がり気味の眸で軽くにらむアーシュ 

「口が悪いな、ふふ 今は‥な、でも以前の時間にいる過去の私は知らない」 

言葉を続けるレグルス

◆ ◆ ◆

「お前は過去の時間を少しだけ旅をする事になる」  

「今。お前はたとえるなら」  

「未来の時間 時の果ての空間にいるのさ」 白銀の髪をした女戦士、ケンタウロスのレグルス

「何の話をしてる? 訳がわからない?」 アーシュ

「もう一度愛しい女に会いたくば、私の骨を失くすなよ」 

「そう、オルゴールの中に入っているものだ」彼女、レグルスは言葉を続けた。

◆ ◆ ◆

「宝石箱の骨は私の死骸…骨のかけら

ここは未来 時の先かもな 私は未来の亡霊だ」 

「早く 行くといい 犬の姿をした魔法使いの弟子わん子が向こうの側の世界 らせん階段の向こうの世界で遊んでいるから」

「それから 白骨の原を通り 過去の時間の都に行くといい… 懐かしい場所、ちょっとした冒険が待っている」

ニッと笑う半身半馬、ケンタウロスのレグルス 長い白銀色の髪が揺れる

「またここで会おう 、それから ここで会える私は…敵じゃないから」

レグルスが微笑した。

黙って立ち去ったアーシュ

◆ ◆ ◆

「レグルス、少年の黒の王アーシュ様の時間の旅路が始まったわ」

「そうだな、時の番人バスティル、お前は全てを知っている、未来の亡霊の私、レグルス同様にだ」

見送る時の番人バステイル、猫耳の少女は全ての時間の出来事を知っている…アーシュの過去、未来

地底湖、白骨の野原での戦いと冒険

過去の時間でのアーシュの処刑の危機

未来の時間、未来のアーシュ、大人の彼は戦争で死地へ向かう未来

最後の時間の旅での悲劇

レグルスが未来の亡霊となる出来事に関わる事になる。

バステイル 作者が描いたイラスト

https://estar.jp/pictures/26345692

たかぎまゆみ(ののちゃ)

魔法でバラバラになったお姫様のエイルを救う旅 時間の旅 アーシュと犬の姿のワン子 楽しい冒険に時に残酷な運命との対面 過去の時間、アーシュは子供の頃に人質として処刑の危機 未来の時間、大人になった自分、アーシュは戦争で死地へ向かう そして、幾度も繰り返すケンタウロスのレグルスとの出会い、再会 骨の欠片の意味、未来の亡霊レグルスとは?

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