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第1234話

Author: 栄子
「うん!」

......

陽斗の生活リズムはとても安定的で、毎日夜九時に寝て、朝六時にきちんと起きる。最近は夜中の授乳もなくなって、朝までぐっすり眠れるようになった。

詩乃は、陽斗の寝顔をゆっくり見るのは久しぶりだった。

「なんだか、知らないうちにまた大きくなったみたい!」彼女は陽斗のほっぺをそっと撫で、ふと顔を上げて浩平を見た。「ますますあなたに似てきたね」

すると、浩平は彼女をぐっと抱き寄せて言った。「もう気が済んだか?」

部屋は小さなテーブルランプの明かりだけだったけど、それでも浩平の熱っぽい眼差しは隠せなかった。

詩乃は頬を赤らめて目を伏せ、心にもないことを口にしてみた。「もう少し!」

「そう言っても、もうおしまいだ」浩平はそう言うと、詩乃をひょいと横抱ききにして子供部屋を出て、そのまま隣の寝室へと向かった。

そして、寝室のドアが閉まると、詩乃はドアに背を押し付けられ、華奢な両手首も浩平の大きな片手で掴まれ、頭の上へ押さえつけられてしまったのだ。

こうして浩平は顔を寄せ、詩乃のわずかに開いた唇にキスをした。

唇が重なった瞬間、二人の情熱に火がついた。

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