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第77話

مؤلف: 連衣の水調
男はその言葉に目を輝かせたが、すぐに躊躇した。

「紅子さんには、仮面は外すなって言われててさ……」

「……大丈夫、外して……キスして……」

静華の口の中は血で泡立っていた。

震える声で発したその言葉は、まるで甘えるように聞こえた。

男の全身に熱が走る。

この女、声がたまらなく色っぽい。

顔は仮面で隠れているが、そこまで酷くはないはずだ――少なくとも、声を聞いた限りではそう思わせるだけの魅力があった。

それに、仮面なんて邪魔でしかない。

興を削ぐにもほどがある。

我慢できずに、男はがさつな手つきで仮面に手をかけ、勢いよく剥ぎ取った。

「おお、外すぞ!」

にやけながら見下ろしたその顔は、次の瞬間、白々とした照明の下に露わになった。

……深く刻まれた傷痕と腫れ――

男は凍りついたように瞬きを忘れ、次の瞬間、悲鳴を上げて尻もちをついた。

「うわっ、な、なんだよこれ!化け物じゃねぇか!」

さっきまでの興奮は霧散し、怒りと嫌悪が全身を駆け巡る。

「ふざけんなよ!こんなグロい女よこしやがって!くそっ、危ねえ、触る前でマジでよかった……!トラウマになるとこだったじゃね
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平田 麻里
側近?三郎の言葉ちゃんと聞けや
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