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第109話

Author: 雲間探
玲奈は、自分が書斎へ近づくことを智昭が許さないと分かっていたので、寝室で本を読みながら彼の戻りを待っていた。

夜中の一時近くになって、ようやく智昭が寝室に戻ってきた。

彼が戻るのを見て、玲奈は本を置き視線を向けた。智昭はそれに気づき、淡々と聞いた。「用か?」

玲奈も遠回しな言い方はせず、まっすぐに言った。「あさってチャリティーオークションがあるって聞いたんですけど——」

智昭は首元のネクタイを優雅に外しながら彼女を一瞥し、「招待状が欲しいのか?」と言った。

玲奈は一瞬戸惑ったが、「うん」と答えた。

「わかった」

それだけ言って、智昭はクローゼットへ向かい、そのまま浴室に入ってシャワーを浴びた。

あまりにもあっさり承諾したことに、玲奈は少し驚いた。

でも、彼が了承した以上、彼女も安心できた。

時間も遅かったため、彼女は本を置いてベッドに横たわり、智昭が風呂から出る前にすでに眠ってしまった。

オークションが明後日だったため、翌日の夜、玲奈は長墨ソフトを出たあと、またこの別荘に戻ってきた。

ただ、帰ってきたときには智昭の姿はなく、茜だけが家にいた。

彼女の帰宅を見ると、茜はおいしいものを作っ
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Comments (4)
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まるまるまる
玲奈の想像はばかりで実際はどうなんだろうとは思うけど。でも事実なんて知らなくても状況が物語るから。600話を超したけど智昭の心情は事実から推し量るばかり。これが一位になり続ける新たな手法なんですかね…
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本田めい
親友なのにわざわざ不倫写真を何度も送らなければいいのに。
goodnovel comment avatar
千恵
離婚の書類、見たかどうか聞いてみてもいいのにね。 以前よりは、玲奈を気にしてるような感じもするけど、妻の腹違い妹?姉?の優里とイチャイチャする旦那って!! 後悔してほしい
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