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第365話

Author: 雲間探
契約解除が決まった後、優里は智昭に電話でその件を伝えた。

「オークションの日に湊夫人と話してるとき、うっかり失言しちゃって、それを湊夫人に突かれたの。それに、湊礼二が藤田総研との協力を望んでないのは明らかだし、たとえ裁判で勝てても、後々また面倒を起こされるかもしれない。だったら早めに契約解除して、新しいパートナーを探したほうがいいと思ったの」

智昭は、湊夫人に何を言ってしまったのかは聞かなかった。

そしてこう返した。「決めたなら、そうしよう。解約金は俺が出そうか?」

正直、智昭にそう言われて優里の心は一瞬揺れた。

でも、首都に引っ越してきてからというもの、智昭は彼女や家族のためにあまりにも多くを与えてくれている。

そのうえ、何でもかんでも彼に頼っていたら、いくら自分が優秀でも、魅力があるとしても、そのうち彼に嫌われるかもしれない。

それだけは絶対に避けたかった。

だから彼女は答えた。「いいの、自分でなんとかする」

「わかった」そう返した智昭は、さらにこう続けた。「長墨ソフトと解約したあとは新しいパートナーを早く見つけないと。それは俺が手配しようか?」

玲奈と礼二に出
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Comments (31)
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侑眞
無人運転の車に期待してるけど、もう藤田総研では無理なんじゃない? そしたら60億払うのも苦しくなるねー
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トラ子
いつか藤田総研が崩れていくことに、期待してます。
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トラ子
智昭も、さすがに、礼二が負ける裁判を起こすとは思っていないだろうから、優里の、裁判でもし勝てても、は信じないでしょうね。 そんな言い逃れを信じてもらえると思っている優里って、智昭が恋愛脳だから、バカにしてる? 自分の「そんな大げさ」の一言が、何よりもまずかったことに、まだ気づいてなさそう笑 優里はどう見ても社長には向かないのに、なぜ藤田総研を任せたのか、いつまで藤田総研がもつのか、
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