LOGIN本書は、さまざまな長さの「美味しい」物語を20編以上収録したコンピレーション作品。しかも、ジャンルは一つにとどまりません。 ある時は人狼や人魚の物語。またある時は、学園ロマンス、ヴァンパイア・ロマンス、スポーツ・ロマンス。そして気づけば、変態魔王と気が強くて勝気な人間の戦士による物語(BL)を読んでいるかも! ワクワクしませんか? 次の物語がどんなジャンルなのか、どれほど濃厚で引き込まれる展開なのかは、読んでみるまでのお楽しみ! ただし……次の3つだけは、間違いなく保証します。 * **度肝を抜かれるようなどんでん返し** * **胸がすくような、見事な復讐劇** * **そして何より……思わず顔が赤くなるような甘いシーン!**
View More## キートンの視点
「バイバイ、行ってくるね!」
お母さんが急いで車道を走り下りながら言った。仕事の始発の時間に遅れそうで準備をする時間がほとんどなかったため、鮮やかな赤髪が乱れていた。お母さんが道を走りながら髪を結ぼうと必死になっている姿を見て、思わず笑みがこぼれた。「気をつけてね、お母さん」
お母さんが見えなくなるまで手を振って見送った。そして、私たちが暮らす部屋が三つあるマンションへと戻った。このマンションは、義理の父親が七年前に亡くなる二ヶ月前に購入したものだ。義父は私たちのためにこの夢の家を買おうとお金を貯めてくれたけれど、悲しいことにここで暮らすことはできなかった。お母さんは他の男性に心を開いたことがなく、再婚もしなかった。いつかはお母さんがまた結婚できたらいいなと思う。私にはウィリアムという名前の義理の兄がいる。私たちは二人とも今年で十八歳になり、高校を卒業した。実は、お母さんには私たち二人の学業を続けさせるための資金がなく、私たちはこれ以上お母さんに負担をかけたくなかった。私は近くの有名なレストランでウェイトレスとしてアルバイトを始め、人気のあるゲームの配信者である義理の兄は、部屋に引きこもってゲームばかりしていた。
十四歳の頃から、私は彼に対して恋心を抱くようになり、最初は怖かった。間違った感情だと分かっていたので、その気持ちを振り払おうとあらゆる努力をしたが、無駄だった。私の想いはますます強くなっていった。しかし、私は彼に自分の気持ちを隠し、良い義理の姉としての役割を立派に果たした。本当は心の中で、彼ともっと深い関係になりたいと願っていた。
私はお母さんに似て赤い髪、緑色の瞳、そして小柄な体型を受け継いだけれど、ウィリアムは反対に黒い髪に冬の海のように青い瞳、そして運動で鍛え上げられた引き締まった肉体を持っていた。いつも家の中でゲームばかりしている彼には、お似合いではないほどの体つきだった。
彼を見るたびに、創造主のお気に入りの子供なのだろうという思いが自然と湧いてきた。いや、どうして人間がこれほど格好良くなれるのだろうか。
リビングを見回して、ようやく時計に目をやった。七時九分だった。私の義理の弟は、まだ部屋でゲームをしているに違いなかった。
どうせ彼は、人と関わることもほとんどなかった。私は自分の部屋へ行き、服を脱いで白いタオルで体を隠してから浴室へと向かった。自信に満ちた様子で浴室の扉を勢いよく開けて入ったが、突然、叱りつけるような声が聞こえた。
「ノックくらいしろ!」
私の目は、シャワー室で全裸になっている義理の弟の横顔とばったり合ってしまった。格好良いことは知っていたけれど、なんてことだ!これはあまりにも刺激が強すぎた!
しかし、これ以上見ているわけにはいかなかった。「ごめんね、ウィリアム。まだ部屋にいるんだと思ってた」
私は出るつもりなど全くなかったけれど、申し訳なさそうな表情で言った。「出ていけ!」
彼は怒って唸り声を上げ、両手で大切な部分を隠して私の視界から遮った。正直に言えば、むしろ隠さないで欲しかったという思いすらあった。本当に絶好の機会だったのに!「耳が聞こえないのか?」
彼がスリッパを投げつけてきて、私はそれを避けようとして足を滑らせた。転ばないようにと必死で掴めるものを探そうともがいている間に、私の体を覆っていたタオルまでもが解けて床にバサリと落ちた。「キャーッ!」
露わになった自分の姿を見て悲鳴を上げた。素早く片手で胸を隠し、タオルを拾い上げて立ち上がった。「ごめんなさい」
謝罪の言葉を口にし、扉を閉めることすら忘れて浴室から飛び出した。真っ直ぐ部屋へと向かい、扉をバタンと閉めた。その時になってようやく、自分が手に持っているのがタオルだけだということに気づいた。タオルを胸に巻きつけ、ベッドに腰掛けて恥ずかしさのあまり顔を覆った。彼は私が隠そうとしていたものを確実に見たはずだ。それに、逃げ出す前に体を隠せていたかも覚えていないから、走っている時の私の生の お尻を見られたに違いない。
ああ、神様!
地面が割れて私を飲み込んでくれたらいいのに。たった今起こったことを考えると、これからどうやって彼と顔を合わせればいいのだろう。---
## ウィリアムの視点
温かいお湯が筋肉をほぐしてくれた。チームの仲間たちと一緒にロールプレイングゲームの選手権大会の試合をして夜を明かした直後だったので、本当に心地よい感覚だった。
相手チームも自分たちと同じくらい強くて激しい接戦だったが、最終的に俺たちが勝利し、その勝利はまるで舌の先に触れた飴玉のように甘美だった。相手チームを仕留めた決定的な一手を頭の中で思い返していたその瞬間、扉がガラリと開き、キートンがノックもせずに無防備に、上の空で浴室に入ってきた。
「ノックくらいできないのか?」
俺の声は意図していたよりも強く響き渡り、俺は慌てて手で下半身を隠した。彼女はうろたえながら謝ろうとしたが、俺は彼女に早く出ていって欲しかったので、スリッパを彼女の方へと投げつけた。
避けようとした彼女は足を滑らせ、その瞬間、俺の心臓は飛び出そうなほど跳ね上がった。
もちろん彼女が転ぶのは止めたかったが、こんな状態では無理だろ!俺は、彼女がせいぜいお尻からドスンと転んで、また起き上がって出ていくだろうと考えた。そうすれば、後で彼女に謝ればいい話だった。しかし、彼女のタオルが落ちてしまい、俺にとって禁忌であった彼女のそのすべてが、俺の目の前に露わになった。
義理の姉は、俺がこれまでの人生で見た女性の中で最も美しく、十五歳になった頃から彼女に対して言葉では表現できない感情を抱くようになっていたが、俺はいつもその感情を隠し、彼女に対して冷たく無愛想に接していた。
衝撃で口を開けたまま彼女の体を見つめたその数秒間、俺は下の方をさらに強く握り締めなければならなかった。彼女の裸体が俺の下半身をどんな状態にさせているか、彼女に気づかれるわけにはいかなかったからだ。
「出ていけ!」
俺が叫ぶと、彼女は飛び起きて逃げ出した。逃げながら体を隠そうとする素振りすら見せず、扉も閉めなかった。間違ったことだという思いはあったものの、これは滅多にない機会だという考えもよぎり、彼女が視界から消えるまで、丸みを帯びて揺れる彼女のお尻という素晴らしい光景を、俺の目は追いかけていた。
その時になってようやく浴室の扉がまだ開いたままであることに気づき、名残惜しくも扉を閉めなければならなかった。
それだけでなく、下の方の俺のペニスは完全に勃起していた。静めなければならなかったが、以前のように冷たい水だけでは解決できそうになかった。
金髪、鮮やかな紫色の瞳、そして明るい灰色の肌を持つ細身の巨人の男が、机に覆いかぶさるように身体を曲げ、自分よりも背の高い別の巨人の男にアナルを激しく突かれていた。黄金の目を持つ後者の男は肌が黒く、熟した柿のような色の髪にローズウッド色の毛先をしていた。彼は圧倒されるほど魅力的で、そのペニスは唾をのむほど素晴らしく、持久力も抜群だった!金髪の巨人は唾を垂らし、情欲で目を重くし、頬を赤らめていた。そして胸を何度も前に痙攣させながら、快楽の声をもらしていた。魅惑的な黒いペニスが、まるで借金でも取り立てるかのようにそのケツを叩きつけると、激しいセックスの音が部屋に響きわたった。金髪の男はローズウッド色の髪をした女性を見ると、彼女の正体は知らなかったものの、間違いなく高貴な身分に違いないと察した。「ご、こんにちは… あっ〜 お嬢様… んん〜 マイロード… んん〜 ご主人様は忙しくて… ど、どうぞ… お座りください、あッ〜 あぁ〜 くそっ、いい… あっ〜」二人とも、このような行為を見咎められたことを恥ずかしがってはいなかった。「ああ、最高!! あぁ〜 いいぞ、グレイシャン様〜 ああ、くそっ〜」「あぁ、くそっ、旦那様! もっと激しく犯してください〜」「ああ、私の愛しい暗闇よ、んん〜 あぁ、いい〜 犯して〜 もっと奥まで突き刺して、マイロード〜 あああ… あなたのペニスは最高だ… んん〜 私のケツをそんな風に叩きつけて… しっかり抉り貫いて、ああ、くそっ〜!」「あぁ、くそっ〜 あうぅ、い、いい… 叩きつけて... 深く激しく掘り進めて... あぁ〜 いいぞ、その淫らな穴を壊してくれ、マイロード〜」「んー、すごくいい〜 激しく犯して、マイロード〜 んー〜 あなたのペニスは最高です〜 あぁっ〜 あぐ… くそっ、いい〜!」数秒後、肌の黒い巨人は金髪の男の背中を自分の胸に預けさせながら、彼の足をあやしていた。そしてグレイシャン様は、腕を組んで眺めていたサンシャイン王女の方を振り返った。彼のペニスが欲深くにその穴を突き刺す中、腰が再び規則的に突き始めた。唯一の目撃者である女性に、自分の下の部分がどうなっているか見られていると知り、金髪の男はさらに赤くなった。彼の括約筋は睾丸の袋と同じように暗い灰色をしていた。亀頭は赤みを帯びていた。何度も自分の中に埋め
テイジェロンは一言で言って……不法なあらゆるものの温床だった。見た目は平凡な酒場にすぎなかった。しかし、地下には本物が存在していた。賭博場、闘技場、奴隷売買、さらには性交ショーまであったのだ。性交ショーが開かれる区画には、戦いのための大きな鉄格子のリングがあった。十名の男女の悪魔奴隷がその中で互いに争い、衣服を剥ぎ取られて裸にされた。その残酷な戦はおよそ半時間続き、観客の一部は三十分が終わる前にどちらが勝つかを互いに賭けたりしていた。鉄格子のリングで最後まで生き残った者は、自分の自由を買うのに十分な金塊の壺を手に入れることができる。敗者たちは主に、暑さの化身のように見える年配の男性たちである観客によって荒々しく犯されることになっていた。そして性交ショーの終わり頃、敗北した闘士たちは次の性交ショーが開かれるまで彼らの宿舎、いやむしろ牢獄へと引きずられていく。性交ショーは週に一度開かれ、金持ちで心が捻じ曲がった数多くの常連客たちはいつもそれを心待ちにしていた。賭博区画では賭けの対象となるものが非常に多く、「一般」と「特殊」の二つのカテゴリーに分かれていた。一般区画にはお馴染みの方法が含まれていた。テーブルゲーム、虫相撲、ルーレット、飲み比べなどである。特殊区画の活動は三日ごとに行われた。そしてそこには、賭けの対象となる非常にユニークなものが数多く存在していた。例えば、服を着た奴隷のペニスの大きさ。奴隷の肛門がピンク色、茶色、紫色、あるいは肌色のどれであるか。尻が平らな悪魔奴隷のヒップシェイクが彼らを興奮させることができるかどうか。腹が出て容姿が酷い悪魔が乳首を刺激されたときにセクシーに喘ぐかどうかなどである。その区画には、賭けの対象となる新鮮で、軽蔑的で、屈辱的な何かが常に存在していた。その巣窟には有用な条項も一つあった――それは高利貸しだった。資金が十分でない場合、背景や身分に関係なく、ギャンブラーたちは巣窟の貸し手から簡単に金を借りることができた。特に、熱気に包まれて大金に賭けたものの、敗北した賭けの金を支払わなければならない時期になって経済的に困窮してしまった場合などはなおさらだった。あるいは、よくあることだが、単に財布が見つからなかったかもしれない。しかし、借り手たちはまともに読む時間すらない極秘の借用書に署名しなければならなかった。そして
## 異星のヴァルクラエンヌ王国・王宮御苑皇帝の庭園にある東屋に腰掛けていたのは、この世のものとは思えない美しさを持つ女性だった。肌は白く、巨人のように背が高かったが、年は二十歳を少し過ぎたばかりに見えた。腰まで届く濃いピンク色の髪は、毛先が黄金色に輝いており、見事な三つ編みに金のビーズが飾られた後、すっきりとポニーテールに結い上げられていた。彼女が纏う紺色の短いドレスは、まるで変質者がデザインしたかのように、その目を疑うほど豊満な胸の谷間を露わにしていた。彼女の膝の上には、黄金色に輝くイチゴ型の果物が半分ほど入った鉢が置かれていた。足を組み、目の前で繰り広げられる余興を眺めながら、彼女はのんびりとそれを口に運んでいた。そして、その「余興」とは、半裸の太鼓腹の男二人組が、互いの頬をありったけの力で叩き合うというものだった。その見た目から、二人がすでに長い間それを続けさせられているのは明らかだった。「本気を出していないわね」不機嫌そうな顔つきで、若い女性は言った。「どうかお慈悲を、王女様!」二人の男は涙を流しながら、声を合わせて懇願した。「これでも十分慈悲深いでしょうに。生き残れるのはどちらか一人だけ。どちらの張り手がより優れているかで決まるのよ。それとも、二人一緒に地獄へ行きたいのかしら?」片方の眉を釣り上げながら問いかけると、彼女は果物のひとつを口に放り込んだ。「め、滅相もございません、王女様」二人は顔を見合わせた。彼らは同じ母親から生まれた実の兄弟だった。こんなことになると分かっていたら、あんな取るに足らないことで争ったりはしなかったのに。退屈を持て余していたサンシャイン・クレメール王女に捕まったが最後、どちらかが死んで倒れるまで彼女を楽しませる羽目になってしまったのだ。心の中では彼女の命令など従いたくなかったが、こうなっては、もう片方の兄弟こそが死んでくれと祈りながら、必死に互いを叩き続けるしかなかった。「ふん。それらしくなってきたじゃない」王女は満足げにうなずき、微笑みさえ浮かべた。---しばらくして、同じく巨人族の黒髪の女中が、王女の前にひざまずいた。この女中もなかなかの美人であり、女性らしい豊かな曲線美の持ち主だった。額に手を当て、続いて左胸にその手をクロスさせると、黒髪の女中は神妙な面持ちで一礼した。「王
「違う、そうじゃない。今すぐ私の唇に奪って」と、ブルネットの男は言い張った。「君がどれだけ上手に喘ぎ声を我慢できるかによるね」「お前、本当に……!」ベルナールは言葉に詰まった。この金髪野郎はとんでもない要求をしている。これまでどれほど唇を固く結ぼうと努力してきたことか!だが、毎回失敗してきたではないか!「条件を別のものに変えてよ」「どうして?」「僕がそうしろって言ったからさ」「ふむ……それはいかにも断りにくい理由だね。じゃあ……」ルーカスが深く激しく突き込み、ベルナールは歯を食いしばって快感に満ちた声を漏らした。「正確に……」再び深く突き込む――!「ふっ〜!」「……何に変えたいの?」激しい突き上げ――!「うっ〜!」「言ってみて、ダーリン」ベルナールは歯を食いしばるのをやめた。「僕が……君の性器を……賛美する言葉を言ったら……キスして」「いいよ。しっかり『賛美』した方がいいだろうね、ベン」そう言うと、ルーカスは上体をさらに低くし、腰で驚異的なテクニックを披露した。筋が通っていてエッチな賛美の言葉を口にするなんて……あまりにも難しいことだった! 臀部に繰り返し浴びせられるありがたいピストン運動のせいで、話そうとするたびに完璧な文章を作るのがやっとだった。(あぁ、くそっ。今回は自分で自分の足を撃ち抜いちゃったな。ルーカスの野郎、大喜びだ。これでキスはお預けだな。惜しいことした。でも、あの下で奴の性器が狂ったようにフル稼働して、どんなものとも代えられないほど甘い刺激をくれているおかげで助かってるけどさ)完全な文を作ることができなかったため、ベルナールは喘ぎ声を漏らすことと歯を食いしばることを交互に繰り返すことにした。「うっ〜、あうっ〜、すごくいい……もっと激しく突いて……あっ、マジで! はーあうっ〜、ああんっ、ちっ、ちくしょうっ〜……」ルーカスはやがてピストン運動を止め、上体を起こして性器を引き抜いた。ベルナールは自分の柔軟性を誇示することにした。相変わらずまっすぐ仰向けになったまま、彼は曲げて広げた膝を持ち上げ、太ももの前面がベッドに埋もれるようにした。続いて両腕を太ももの後ろに回して指を臀部に当て、括約筋の周りを軽く押し広げた。「気に入った?」「ああ、ダーリン」ルーカスは迷うことなく答えた。「それなら……入れ