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第345章 仮面の破壊2

Author: Déesse
last update publish date: 2026-05-18 01:12:31

しかし我に返る。これは愛ではない。武器だ。

再び口づける。口を離れて顎へ、それから喉へと降りながら。彼女は頭を後ろに倒す。ため息が胸から引き出される。率直に。抑えがたく。指が髪に沈み込む。引き留める。促す。脚が私の脚に押し付けられる。私が鏡のように差し出す罠のなかに閉じ込める。

ベッドに倒れ込む。シーツがそよぐ。空気が電撃を帯びる。時間が引き裂かれる。一秒一秒がより遠くへ運ぶ。一仕草一仕草が見えない敷居を越える。熱は息が詰まるほどになる。放棄は全体的に。彼女は命がかかっているかのように私にすがりつく。そして私、私は信じさせるままにする。我を失わせるままにする。なぜなら間もなく、瞬間が砕けるのを知っているから。

そしてその時、叫びが炸裂する。

「ルーカス!!!」

跳び起きる。半開きのドアは役割を果たした——嵐を入らせた。

枠のなかに、タニア。恐怖で見開かれた目。痛みで引き裂かれた顔立ち。震えている。手は押し寄せる嗚咽を抑えるために口に押し当てられて。涙が噴き出す。制御できない。

「どうやって……どうしてこんなことが?」

声はもはや砕けた一息でしかない。しかしそれは叫び声よりも強く打つ。
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  • 私を忘れないで   第15章 — 仮面と嘘1

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  • 私を忘れないで   第13章 ― 微笑みの裏側で 1

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