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第11話

Penulis: 村上菊丸
二人の会話を盗み聞きした後、すぐに元の場所に戻った。

まさかつよしが、学識があるように見えて実はただの恋愛バカとは。

父の隣に座りながら、先ほどのやり取りを思い出したが、父には知らせないことにした。

ももこがどんな人間か、他の人は知らなくても、私は十分に知っている。

つよしは、ももこの罠に完全に嵌っているのだろう。

彼が自分でその事実に気づけば、大人しくなるはずだ。

三日後。

私は二人のSNS投稿を注意深く観察していた。

ももこは相変わらずラブラブな生活を投稿し続けている。

どうやらつよしは本当に三日以内に莫大な金額をももこに渡したらしい。

しかし、ももこがそんな大金を一体何に使うつもりなのか?

興味津々の私は、密かに人を使ってももこの行動を監視することにした。

その結果を知って驚いた。

半月の間に、ももこは合計14回もカジノに通っていた。

つよしが「投資」として渡した金を、ももこはギャンブルに使っていたのだ。

一体どれだけの金額を賭けていたのか想像もつかない。

これで、面白い展開になりそう
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