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第1169話

Autor: 桜夏
昼食の時間は、いつの間にか恋愛マスターによる講義の場と化し、二十分ほどが過ぎていた。

翼は熱弁を振るって喉が渇いたのか、赤ワインを一口飲んで言った。「とにかく、僕の言う通りにすれば、百パーセントうまくいく」

聡は、その言葉を頭の中で反芻し、記憶に刻み込んだ。

友人のその真剣な様子を見て、上流社会の噂は伊達ではなかったなと、翼は面白そうに笑った。

「まさか君がいつの間にそんなに如月さんのことを好きになってたとはな。

僕に、女へのプレゼントについて聞いてきた時か?

あの時から、怪しいと思ってたんだよ。なのに、君がずっと素直じゃないんだから」

翼は、してやったりという顔で、からかうように彼を見つめて、ふんと鼻を鳴らした。

「僕の目に狂いがあった試しがあるか?君は、自分を騙してるだけなんだよ。

言っておくが、そうやって意地を張ってばかりいると、万が一、彼女が他の男と結婚して家庭でも持ったら、それこそ一生の後悔だぞ。

そうなったら、後で泣きを見ることになるぞ」

聡は言葉に詰まった。

彼は翼の言葉に反論も肯定もせず、ただ、過去の記憶へと沈んでいった。

いつから、透子を好き
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Comentarios (1)
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     芳香
聡はやっと透子に対しての気持ち気づいたんですね? 理恵と柚木母が思っていた通り透子の事異性として好きだったんですね? 仕事中でも仕事相手との食事ではなく、 聡のよく知る人との食事だから邪魔にはならないですよね。 聡の気持ち知って理恵と雅人はどう反応するんでしょうね? 蓮司が邪魔しませんように。
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