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第1360話

Autor: 桜夏
蓮司の視線は粘りつくようで気持ち悪いだけでなく、隙あらば透子の体に触れようとし、あらゆる手段を使って接触しようとしていた。

理恵は、本気で彼を蹴り飛ばしたい衝動に駆られた。

「透子、行こう。もう二度とこんな駄犬の見舞いなんて来ないから」理恵はそう言い、透子の手を引いて病室を出ようとした。

透子が背を向けると、蓮司は今にも泣き出しそうなほど目を赤くして、その背中を見つめた。

だが二歩も進まないうちに、透子は足を止めて振り返った。

蓮司の目に、瞬時に希望の光が灯り、期待に胸を膨らませて彼女を見つめた。

透子は唇を軽く引き結んで言った。「命を助けてくれたことには感謝しています。

でも、もしまた同じようなことがあっても、二度とあんな無茶はしないでください。自分の命を大切にしてください」

蓮司は言った。「いいや、何度生まれ変わっても、俺は君のために身を投げ出す。危険なんて怖くない」

蓮司は口元を引きつらせ、苦渋に満ちた声で言った。「俺にはもう、君に捧げられるものが何もない。この命以外は……」

透子のためなら、自分自身を含め、すべてを犠牲にしても構わない。

それが罪滅ぼしであ
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Comentarios (2)
goodnovel comment avatar
piyo
良かった!透子!(泣) 蓮司にふらつかないで本当に安心しました。 元鞘だったらどうしようかと不安だった〜。 このまま前向いて行こうね! 幸せに生きるのを見守るからね! 蓮司は過去の残骸、駄犬、燃えないゴミ。 そうだよね、蓮司がいなくても他の誰かが絶対に助けたわ。てめぇの責任は自分で取れっての。
goodnovel comment avatar
sayu
理恵ちゃんが何て言ったのか、早く知りたい(笑)蓮司はもう少し大人になるべきだと思います。結局、透子の方が精神年齢だいぶ上ですね。
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