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第1503話

Autor: 桜夏
博明は歯噛みして言った。「屁理屈をこねるな!父さんは確かに瞬きして同意したんだ!」

生理現象だろうが何だろうが、瞬きをしたのは事実だ!

義人は駄々をこねる博明を見た。下劣な人間と言い争うことはせず、ベッドの上の老人を見下ろして言った。「おじ様、このままここに入院を続けるなら、瞬きを一度してください。転院することに同意されるなら、瞬きを二度してください」

今度の指示は非常に明確だった。博明は義人がまだ諦めないのを見て、仕方なく父親の顔を覗き込んだ。

博明は言った。「父さん、悪いがもう一度瞬きしてくれ。さっき水野社長が言いがかりをつけてきたからな。水野社長、今度はしっかり見ていてくださいよ。父さんが一度しか瞬きしなかったら、もう二度と転院の件は口にしないでいただきたい」

義人は答えず、表情は冷淡なままだった。博明はそれを黙認と受け取った。

そして二人が見守る中、新井のお爺さんは一度瞬きをした。

博明は途端に興奮し、顔をほころばせた。だが、喜びの言葉を口にする前に、父親が再びもう一度瞬きをするのを見た。

博明は絶句した。

博明は無理やり解釈して口を開いた。「いや、父さん、二
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