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第1524話

Auteur: 小春日和
「福本信広から届いたものだ」

黒澤は一通の招待状を真奈の手に渡した。

その黒金色のカードには、簡潔に時間と場所が記されているだけだった。

真奈は以前、福本英明の筆跡を見たことがあったが、福本信広と福本英明が同じ体の中にいるとはいえ、筆跡がこれほどまでに異なるとは思わなかった。

「これによると、今夜この邸宅で会おうってこと?」

真奈は少し躊躇して言った。「罠かもしれないわ」

「心配するな。たとえ罠だとしても、すでに手はずは整えてある」

福本信広は福本英明ではないのだから、100%信頼できない以上、100%の準備が必要だ。

真奈は頷き、「ちょうどいい。私も福本社長と話したいことが山ほどあるから」と言った。

その夜、黒塗りの高級セダンが白井家の邸宅の外に停まった。

明らかに福本信広が手配した車だった。

招待状を送り、車まで手配するとは。

福本信広は早くから自分たちの動きを把握しており、ここ数日海外で起こったことをすべて知っているようだった。

真奈と黒澤は前後に分かれて車に乗り込んだ。

福本信広は何も隠さず、黒澤が連れている手下たちも無視しているようだった。

車の
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