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第1022話

Auteur: 似水
かおるは腕まくりをしながら宣言した。

「今夜の勝負はまだ分からないわ。さあ、かかってきなさい!」

意気揚々と啖呵を切ったかおるだったが、数局後、信じられない表情で卓に突っ伏していた。

「おいおい、何回目だよ?いい加減にしてくれよ」

星野がまたもや役を揃えたのを見て、かおるは完全に戦意喪失していた。

聡は笑いを堪えきれず、「言ったろ?素人のまっすぐな運ってやつ。疑ったお前が悪いのさ」と肩をすくめた。

星野はいたって無邪気に瞬きをしながら言った。

「だって、こういう牌ばかり引いちゃうんですもの。しょうがないじゃないですか」

「もうやめて!そんなドヤ顔で言わないでよ!負けは認めるから!」

かおるが身を乗り出して叫ぶと、綾人が静かに口を開いた。

「まだ諦めるのは早いぞ」

「えっ?この局面から逆転できるの?」

かおるがすがるように尋ねると、綾人は端整な顔にゆったりとした笑みを浮かべた。

「素人のまっすぐな運にも、限界はある。続けよう」

聡は星野の顔を覗き込んで聞いた。

「まだいけそう?」

星野は微笑んで答えた。

「まあ、楽しいし、続けましょう」

かおるの目が再
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