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第404話

Auteur: ミス・シャドー
すずは頷いた。

「はい、頑張る。でも……」

彼女は言い淀んだ。

「でも、何?」

「今夜、残業なしでもいいの?夜、用事があって、食事に……」

話すうちに、彼女の声は次第に小さくなり、耳元が少し赤くなった。

「あら、デート?」

風歌は、彼女が今日、格別に念入りに化粧をしていることに、ようやく気づいた。

経験者ぶった表情で尋ねる。

「男の子でしょう?」

すずは恥ずかしそうに唇を噛み、そっとうなずいた。

「彼はどんな人?家柄は?前に約束した条件、ちゃんと覚えているわよね?」

「安心して。普通の家庭の人よ。でも、私にとても良くしてくれるの。この間、仕事でもたくさん助けてくれたし、それに……結構、格好いいの。でも、まだ始まったばかりで、どうなるかは分からないけど」

すずは、ひどく照れていた。

「風歌姉さん、もう行かないと。まだデスク周りを片付けないと」

風歌は「ええ」と応え、彼女が去っていくのを見送った。

仕事ですずをたくさん助けることができるということは、御門グループの社員。

彼女は海を呼び、こっそりと調べさせた。

その結果、相手はすずと同じ企画部に所属する正
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