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第471話

Penulis: ミス・シャドー
まさか、見間違いじゃないだろうな?

あの吉田俊則が自らみかんを剥いて、食べさせている……だと?

ビデオの中のこの優しい男が本当にあの吉田グループの最も冷酷非情な次期当主だというのか?!

大翔までもが呆然とし、自分がデータを報告中だったことさえ忘れていた。

一方、会議室中の視線を集めている画面の前の男は全く不自然な様子にも気づいていない。

みかんを画面の外に差し出すたび、いつもは冷徹なその黒い瞳に淡い愛情が宿る。

あの恋の甘ったるい匂いがスクリーン越しに遠慮なく会議室に漂っている。

大翔の声が止まったのに気づき、俊則は不機嫌に眉をひそめ、冷たい表情に戻った。

「続けろ」

「あ、はい!」

この小さな中断のせいで、大翔は再び手元の資料に視線を戻した。

突然、頭が真っ白になった。

クソッ、イチャつきを見せつけられて、どこまで読んだか分からなくなったじゃないか。

俊則が険しい顔で、冷静に教える。

「ロシー・プロジェクトの損益比率だ」

「あ、そうです、損益比率……」

大翔は素早く該当箇所を見つけ、報告を続けた。

俊則が七房目のみかんを画面の外に差し出した時、風歌は
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