二人が理解しているかいないで言い争っていると、傍らの女性が前に出て、ためらいがちに口を開いた。「あの、ちょっと失礼します。私は正規の病院のマッサージ師です。この方は私を、ある患者さんの治療のために呼んでくださったのです」亜夕美はびっくりした。「え?」と、思わず陽太を見た。陽太は肩をすくめて言った。「説明しましたよ。亜夕美さんが勘違いしようとしたんです」亜夕美は顔を赤らめてマッサージ師に謝罪した。「本当に申し訳ありません」「大丈夫ですよ」マッサージ師は全く気にせず微笑んだ。陽太はマッサージ師を連れてエレベーターに入った。エレベーターのドアが閉まった途端、亜夕美は碧唯からの電話を受けた。
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