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第 205 話

Penulis: 江上開花
バスルームの曖昧な雰囲気はまだ消え去らず、二人の荒い息遣いもまだ落ち着いていなかったが、亜夕美のその言葉が落ちると、抑えきれなかった欲望は一瞬にして消え去った。

亜夕美はそっと目を瞬かせた。まつげの上の水滴が目に入り、彼女は思わず目を閉じた。

次の瞬間、体が軽くなり、突然彼に腰を掴まれて抱き上げられ、二人の間の危険な距離が引き離された。

亜夕美は思わず口を開いた。「佐武社長……」

静樹は顔を拭った。「すまない、どうやら熱を出していて、頭がぼうっとしていたようだ」

亜夕美は「はい」と頷き、その場を収めるように立ち上がり、バスタオルを引っ張って体の水を適当に拭き、また静樹を助け起こして、彼にバスタ
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