Semua Bab 元・暗殺者の異世界波乱万丈スローライフ☆: Bab 1 - Bab 10

16 Bab

1.俺…死んじゃった。恥ずかし~

はぁ、今日は何人この手にかけただろう?俺の手は血塗られた手……。『今日もよい仕事だった。次の仕事はまたおいおい連絡する。このメッセージは2秒後に自動消去されます』MIファンか?仕事も終わり、俺は足早に家路に急いでいた。俺のコードネームはU。図らずも歩きスマホになっていたことは許してほしい。端的に言うと、結果として俺は死んだ。しかも、所持品から本名などが明らかになった。穴があったら入りたい。暗殺者として恥ずかしいこと極まった。地下鉄のホームで足を滑らせたもんだから、親戚なんかにも迷惑がかかって…ないんだな、これが。俺の貯金が多額って事が判明して、誰が後始末をするかとか非常に醜い戦いをしていたのを俺は見た。「だから、歩きスマホはダメだって言ったじゃん?」誰?「あぁ、ゴメン。まぁUのいるところの所謂カミサマってやつ?いや、まさかさぁ暗殺のスペシャリストともいえるUが地下鉄のホームなんかで死ぬって思ってないからさ。神会議で異世界にUを転生させようってことになったんだー」神会議?「神会議はだって八百万も神がいるもんだから、出席できる神様だけ出席するんだけど、それで決定」適当だな。「適当なのは仕方ないじゃん。八百万もいたら会場だけでぎゅうぎゅうだよ?それで、出席できるやつだけってなった」俺の心を読めるのか?「今更だね。ん?この場合、持ち物は持ち込めるのかって?あぁ、いいけど…。スマホはダメだよ」何故だ?「歩きスマホが死因だし、充電器も充電もできないんじゃ意味ないよ?」「それじゃあ、俺の相棒のナイフでいいか?」「それならOK」「いい異世界を♪」
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2.衣食住は重要です

そして、俺は異世界に来た。なんだろう、こののどかな田園風景は。地平線が見える。俺に今必要なのは衣食住だ。衣は今着てるのでいいかな?下着は変えたいから、やっぱ先立つもの(金?)が欲しいな。食はナイフがあるし、そこらの食えそうな獣を狩るか。住は先立つものがないとなぁ。しばらくは野宿かな?うむ、まずは‘食’の調達。俺は放牧されている牛を狩ろうとした。「何するの?うちの牛!」「何って、俺の今日の食料にするんだよ」「何てことを。うちの牛なの。手を出さないで。明日の朝になったらこの子達から搾乳するんだから!」肉牛じゃなくて乳牛か…。「食料ないみたいね?というか、あんたはどこから来たの?見ない顔ね?」どこからと言われてもなぁ。「とりあえず、俺の名前はユウジだ」「私はヘラよ。あっちに家があるから、しばらくそこに泊まるといいわ。気づかない間にうちの牛を食べられたらたまらないもの」なるほど。…それにしても。あっちに家…。地平線の向こうだろうか?地平線にチラッと家の屋根らしきものが見えるが?とにかく‘食’と‘住’ゲット!俺は信念として『働かざる者食うべからず』と思っているので、ヘラに教えてもらい乳牛の世話をすることにした。なかなか重労働。酪農家さんがマッチョなのもわかる気がする。朝早く起きて、搾乳・牛の寝藁の取り換えなど多岐にわたる重労働。「うちはそんなにたくさん牛飼ってないから、まだ楽なほうよ?」と、ヘラは言う。酪農家、恐るべし。「ユウジが来てくれてから、仕事が楽になったなぁ」と、ヘラの親父さんに言われる。「このままヘラの婿に来ればいいのに…」「おとーさん!そんなんじゃないって!」あーあ、ヘラも頬を紅潮させちゃって。耳まで真っ赤。呑んでるのか?このオヤジ?「ヘラは何才なんですか?ちなみに俺は27才ですよ」「「えー!もっと若いと思った―!!」」はい、どこでもそんなリアクションです。「俺は自立した生活がしたいんですよね。なんでできたら、バイト代みたいに頂けるとありがたいです」「うちからは無理かなぁ?食事も寝床も提供してるし」だよな。「他の農家さんでアルバイトをすればいいという事ですか?」「う…うん、まぁ、そういうことだ」「では、紹介状を書いていただけると助かります」こうして俺はヘラの家の隣(といっても、地平線から見
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3.養鶏始めました。

俺はものすごい努力をした。年齢的にもかなりきつかったが、先立つもののために努力を惜しまなかった。結果、俺は養鶏をすることにした。たまに自分の家の鶏食べれるし。卵があればラッキー的な?放牧系で養鶏をすることにした。理由としては土地があるから。アルバイトで貯まったお金で俺は鶏を買った。土地とか設備とかもだけど。養鶏が出来るようにした。孵卵器も欲しいなぁ。あ、電気ないのか。頑張れ鶏。はぁ、今日は何羽この手にかけただろう?俺の手は血塗られた手……。と言えるまで、養鶏はなかなか順調に進んだ。悲しいのは可愛いひよこが俺に懐いてくれないのだ。本能か?本能なんだけど、刷り込みで母親について回っている。「いやぁ、ユウジのところで鶏の肉を買ってから、他のとこの鶏は食えなくなった。ユウジのとこは美味いよなぁ。血抜きがうまいのか?餌がいいのか?」「毎度お買い上げありがとうございます。飼育方法とかはそりゃあ秘密ですよー。はっはっは」…多分血抜きだろうな。前職(暗殺者)がこんなとこで役に立つとは思わなかったけど、多分そうだろうな。餌代はどっちかというとケチだし。それなりにいいもの食わしてるけど。いいものを食べてる方がいい肉になるのは前世での常識だし。この世界ではまだ常識じゃないのか?ふっ、前世の知識をフル活用していい鶏の肉を生産してやる!卵は俺が食べる分と売る分と育てる分としっかり管理しないとな。経営が破綻してしまう。肉は…もう卵を産まなくなった雌鶏と、あんまり役に立たない若い雄鶏だな。若い肉の方が確か美味いはず。値段を高くつけよう。
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4.人生初の弟子ができたようです

今日も俺の相棒のナイフが生き血をすする。肉は予約販売とかにしたらいいかもな。二度目から。一回目はお試し価格で売って、二度目からは完全予約販売。そうすれば無駄にうちの鶏を減らさずに済むなぁ。肉が在庫とか切ないし…。生き血をすすったのは、鶏を〆たから。血抜きは俺のやり方でいいのかな?肉は部分に分けて売らなくていいんだろうか?各家庭であの一羽まんまの肉をさばくんだろうか?田舎の家庭はなかなか根性が入ってるなぁ。おぉう、こんなところに人が落ちている。「もしもーし。生きていますかー?」と、俺は脈拍の確認などの生存確認をした。ぐうぅぅううぅぅぅううぅぅぅううぅぅ盛大な腹の音こいつはまさに行き倒れたのか。仕方ない。俺の家で保護するとしよう。…俺?俺は訓練受けたからよほどの事がないと寝首をかかれるようなことないし、強いし?うちで保護した男の名前は、国流探(コクリュウ サグル)というらしい。この名前の感じ。こいつも転生者か?年齢は14才。受験勉強を苦にビルから飛び降りたらしい。というか、途中で怖くなって飛び降り自殺を辞めようと思ったんだけど、その時スマホが鳴って足が滑って落ちたらしい。足が滑って落ちた仲間(?)だな。「うちは養鶏業をしている」とだけ伝えた。どうやらうちの鶏の肉とか卵の味にいたく感銘を受けたようだ。そしてサグルは俺に言う。「俺…いいえ僕をあなたの弟子にしてください!」うーん、前世でも弟子は取ってなかったんだよなぁ。「養鶏は難しいができるか?」「望むところです!」とても死のうと思ってた人間とは思えない。
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5.最近よく人を拾うと思う

「まず、うちが売るのは卵だが取るのは地球の養鶏場のような感じではない。放牧で鶏を育てているからな。土地のどこに卵があるのかはわからない。また、取りすぎてもいけない。次の世代を作らないのは悪手なので、その加減が難しい。当然有精卵だ。 次に肉だが俺には愛用のナイフがあるんだが、精肉において一番大事なのは血抜きだ。上手く血抜きをした肉は美味い。鶏のこの部分をサッと切るわけだな。で、一気に血を出す。あ、きちんと精肉工場があるからな。ここ。そこらへんで血の匂いを漂わせてるわけにいかないからな。今までは若い雄鶏>雄鶏>卵を産まなくなった雌鶏 の順で値段を決めていたが、サグルの血抜き技術だなぁ。どんなもんかで値段を決めよう。肉は完全予約制。一見さんのみ肉をその場で売る」そんな感じかなぁ?「奥が深いですね。僕もナイフを持っていればいいんですけど」普通は持ってないから…。「放牧スタイルだから、結構毎日が鶏との戦いだぞ?」「はい」「目はガードするようにな。目ばっかりは治せないから」毎日痛い。これも慣れるしかないんだよなぁ。翌日。今日も人を拾った。カミサマの差し金か?その女の子が言うには自分は‘聖女’という職業(?)らしい。とりあえず、日々の養鶏で傷ついた俺の傷を癒してもらった。光が俺を覆う。さながら俺から後光がさしているようだ。違うんだけど。聖女が光るもんじゃないのか?とも思う。光が消えると、俺が蓄えた(?)傷が治っていた。その子は、自分はどこでもいいから匿ってほしいという事だ。養鶏の仕事に役立つならここにおいてやると彼女に告げた。「仕事内容はサグルに聞くように」と、俺はサグルに丸投げした。癒し系の力が養鶏に役に立つのだろうか?鶏との戦いによる傷は癒されるけど。説明を聞き、彼女が大地に手を置く。採るべき卵のみが集まってくる。便利だ。正直、放牧型なので卵を探して牧場の中をウロウロするのはかなり疲れる。しかも鶏との格闘付き。やつらの攻撃は突っつくだけにとどまらず、蹴る。鉤爪状態になっているので、かなりのダメージを 受ける。ダメージ回避のために厚着をすると、歩きまわる障害となる。暑いし、重い。薄着をすると、ダメージが大きくなる。結構厄介なのだ。そんななので、彼女が卵を集めてくれたのは非常に役に立ったと言えよう。精肉だが、普通の女なら「血抜き
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6.商売繁盛

満員御礼という感じで、俺の養鶏場は繁盛していた。ただし、このままだと聖女がここにいることがバレてしまう。対面販売はサグルに任せてある。ここに聖女がいることは絶対に口外しないようにと口を酸っぱく言っている。「ここは卵も美味いんだよね」「有精卵だし、鶏を放牧飼育しているからでしょうか?」「放牧飼育?鶏を盗もうとする輩とかいるんじゃないか?」「それはなぜか牧場主が100発100中見つけるんですよねー。今のところ被害ないですよ?」「鶏の数を把握しているのか?」「そのようです。僕のような未熟者にはできないですけど、師匠はそのようにしているようですよ」「ふーん…」その日の夜、日中サグルが接客した客が愚かにも鶏泥棒を試みた。ユウジは気配で目が覚め、自らの気配を消してターゲットに近づいた。「俺の牧場から鶏を盗んでどうするんだ?」日中の客の首には血抜きで使うナイフがあてられ、ひんやりとした感覚がする。「盗むなんて誤解ですよ。鶏が私を攻撃してきたから、逆に…正当防衛です!」「鶏ってだけあって。鳥目なんだわ、こいつら。夜に攻撃を鶏の方から仕掛けるというのはおかしい。夜は寝てますからね」こうして鶏泥棒は捕まった。夜に動いたユウジは昼間眠かった。働いたけど。経理。数字がダブって見えてかなりヤバかった。それからというもの、鶏泥棒は来なかった。平和なのは素晴らしい!毎日、目覚めると聖女の力で卵を回収。俺達が必要なのは朝食で食べる卵が3つあれば十分だ。卵は一日一人1個って言われてたしなっ。都市伝説だけど。その後は、俺と聖女(聞いた名前はカオリ。偽名かもしれない。名前的に転生者か?)は鶏の肉をなんとかする。今日の予約を確認。そののち〆る。サグルは接客、ホントにくれぐれもここに聖女がいることは隠すようにと言っている。サグルは恐ろしいミスをした…。ここ最近うちの養鶏場が好調なのは俺が嫁をもらったからだと言った。嘘はいかんよ、嘘は。うーん、カオリを嫁扱いにするか。夫婦的な事は一切しない。ただご近所(あぁ地平線の果てかな?)さんとかにはそのように伝えるのがいいかな?「サグルー。隠すのはいいけど、嘘はいかんよ」「難易度高いっすね」「努力をしろ。頭をフル回転して接客をするんだ。卵だって、いきなり100個ほしいとか言われても「無理です」って答えるだろ?肉も完全
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7.暴露大会?

「ところで聖女さんも転生者か?俺もサグルも転生者だ」「私は王家に召喚されました。無理やりこの世界に召喚されました。それまでは地球でごく普通の女子高生でした」はぁ、王家もエグいことするなぁ。「召喚した私は‘聖女’として各地の結界を修復したり、貧しい人々を癒したりしていました。でも王家は『貧しい人々は卑しいから関わるな』と…」王家の人間の心が卑しいな。「さらに、‘聖女’は王家の王子と婚約をする決まりがあるそうなのですが、王子のビジュアルが…御世辞にもいいとは言えなくて…なんというか。脂肪ぶくれ?何を食べたらあんなになるの?という体形で。それが果てしなく嫌だったんです」なるほどな。転生聖女系のラノベに登場する王子は見た目はOKだからな。頭がお花畑だったりするけど。まさかのブ男が王子だったのか、ご愁傷様。頼みの王子のビジュアルがそれではなぁ…。俺が女だったら絶対嫌だ。「そこで、逃げ出してここに匿ってもらっているのです」納得です。「はいはーい、俺は高校受験を苦に飛び降り自殺をしようとして怖いから諦めたのに、タイミング悪くスマホが鳴ったからあわてて出ようとしたら、足を滑らせて落下したー。気づいたらこの世界で生き倒れてたんだけど、ユウジさんが食事をくれたから生きてる。ついでにユウジさんに弟子入りしてるんだ。俺の方が年下なんだねー」なんだか楽しく暴露大会となっている。「俺も足を滑らせて地下鉄のホームから転落した。そしてこの世界へ」俺の年齢に興味があるようだ。「俺の年齢か?確か27才」「「えー?」」うん、よく聞くそのリアクション。「俺は何才に見えるんだ?」「私には二十歳くらいかと…」「俺は20はいってないと思ってた…」暗殺業は若作りになるんだろうか?まぁ、いつまでも動けないと話にならないからな。「養鶏業は体使うから筋力ついて代謝もよくなる。若返りが期待できる!」「…俺は接客だから関係ないっす」まぁ、とりあえず頑張れ。サグル!
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8.王家って無責任だね

「あ、俺とカオリが夫婦って設定でご近所さんとか常連さんには話するからなー。サグルのやつがミスするから…」「ゴメンなさい」あからさまに凹まれると俺が凄い怒ったみたいになるからやめてくれ。虐待疑惑だ。「あのー…この間、王家らしき人がここに来たんですけど…」「そういう事は早く報告しろよ!」うーん、最近うちの卵とか売れてるからなぁ。王家に目を付けられたのか?「なんか言ってたか?」「えー?「近々舞踏会があるから、そこでここの卵と肉を使いたい」って言ってた」「とは言ってもなぁ。うちは王家とか平民とか差別しないし。それこそ王家に卵100個も渡したら、次世代がいなくなって、うちの養鶏場が潰れる。肉だって、予約制だからな。前もって言ってくれないと、その場で言われても用意はできない」「と、王家と商談するのはサグルには難しいか?王家が来たらなんか合図してくれないか?狼煙(のろし)とか?俺が商談した方が良さそうだな」面倒な仕事を押し付けてきたな、王家。「あ、狼煙ある?」「私持ってます」何故、聖女が狼煙を持ってるのか?「いや、その狼煙は聖女の場所を知らせることになりかねない。ご近所さんに聞こう」俺は馬に乗って(馬も買いました。鞍がなくても乗れるよ♪)、ご近所さんを廻って狼煙を探した。「有難い!狼煙を有難うございます!今度うちの肉をお安くしますよ」「はははっ、狼煙程度で良ければ!」などと軽口を叩ける。田舎っていいな。俺は狼煙をサグルに渡して作業をすることにした。カオリが持っていた狼煙は本当に聖女の居場所の特定に使われるものかもしれないので、処分した。数日後、仕事中にサグルから狼煙の合図があった。全く、楽しく鶏を〆ている時に合図かよ。俺はその場をカオリに任せて、サグルの元に行った。「何やら王家の方がいらっしゃったという事で、狼煙で合図をもらったんですが。ほら、うちの接客はまだ14才の子供がしていますから」「ふんっ。貴殿がこの養鶏場の責任者か?」「はい、そうですが?」「名はなんという?」「ユウジです。何か?近々行われる舞踏会でうちの卵と肉を使いたいという話を聞いているのですが?」「ああ、そうだなぁ。卵を150個、肉は最上級のものを100キロ頼みたい」「無理ですね。そんなことすると、この養鶏場が潰れます」貴族の使いの者は嫌な笑みを浮か
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9.米重要

寝不足になるから嫌なんだよなぁ。前職(暗殺業)が役に立つ‘侵入者を許さないスキル’。案の定、王家から鶏小屋に放火しようとする輩がやってきた。鶏小屋、2・3カ所あるんだよね…。今日はそこにいないんだけど。放火で大量の鶏のローストができるな。あ、血抜きとかしてないからダメか。ってうちの鶏に手は出させん!俺が戦闘態勢に入る前に、奴らは有刺鉄線でかなりのダメージを受けていた。この世界には有刺鉄線ないのか?他にもいろいろあるけど?そんなだから、小屋に松明を投げ入れるという簡単な手段に出たんだろう。その小屋…鶏いないんだけどな…。「はははっ王家に逆らうからこういう目に合うんだ」「どういう目だ?」俺はそう言うと、やつらの喉を物理的につぶして声を出せなくしたうえで(夜中だもん、静かにしてほしい。)精肉工場でしっかりと男性のシンボルを切らせてもらった。オエーっこんなのどこに捨てよう?遠くの土地に埋めるか。それから男たちを解放。王家に戻るように指示した。「ココに来ると、同じ目に遭うって広めとけ。おっと声出ないのか、筆談で。頑張れよ。じゃーな」もう、真っ暗でどこだかわからない土地に王家の使いを放り出した。うーん、鶏のエサを育てるのもアリだな。餌はなんだろう?雑穀系ならなんでも食べるからなぁ。せっかくだから、俺らも食べられるものがいい。……米だ米!異世界産コシヒカリ!あっ……苗がない……。翌朝、昨夜の事を話した。「へぇ、そんなことがあったんですか。全く気が付きませんでした。流石師匠ですね!」「喉、潰しちゃったんだ。しかも男性器を切り落とすって。そのナイフ?え?そのナイフで鶏〆るの?なんかヤダ」俺も言われてみると、なんかヤダ。そんなナイフで〆られた肉を食べたくない。「精肉用にナイフを新調しようかな?あとさぁ、土地が広大なんだよ。それでさぁ、鶏のエサを自分たちで作ればよくない?ついでに自分たちの食費。俺としては米がいいなぁ」「小麦ならすぐに作れるのに、米?水田作らなきゃですよ?」「それをサグルの係にしようかと…。ほら、足腰鍛えられるぞ!」「うーん…わかりましたよ!!」サグルは不服そうだが了承してくれた。「それじゃあ、今日買い物に行く時、買い物リストとしては―――――        精肉用のナイフ        米の苗        鎌   
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10.米の育て方について。王家のやつらは知らん

本当に落ちると思わなかったんだけど…こんな初歩的な罠に引っかかって、本当に王家の使いなのか?「昨夜の使いから筆談でどういう目に遭うかは聞いてるよな?」使いは股間をおさえる。そんじゃ、今日も精肉工場で落とすか。「カオリ~、ちょっと外に出てろ!害虫駆除だ」一応女だからな。俺は容赦なく使いの男性器を切り落とした。ちゃんと精肉用の場所とは違う場所で俺の相棒のナイフを使っての仕事。「喉は潰してないからどうなるかは王宮で宣伝できるな?よーく他の連中に伝えるように!」俺だってやりながら、スッゲー痛そうって思うからやりたい仕事じゃないし。そして、馬で遠くまで引きずって放逐した。やつらは馬でここまで来たみたいだな。落とし穴に馬も落ちてる。もうツカエナイ馬だなぁ。精肉工場で〆てしまおう。今夜は馬刺しとか、馬肉三昧だ!新鮮な馬肉が手に入った♪「これが俺の精肉用ナイフ。切れ味的にもっと研いだ方がいいと思ったから、砥石も買った。あと、念願の米の苗。それと鎌。鎌はサグル用。だって米を収穫する時に必要だろ?」「はい!」「はい、カオリ(いつから挙手制になったんだろう?)」「もしかしたら、米の苗も聖女の力で成長促進できるかもです!」なんと!素晴らしい!「なぁ、米ってどうすれば次の世代が作れるんだ?精米してないやつを水田に埋めればいいのか?」「「わからない」」誰一人わからなかった。とりあえず、精米してない米を水田に埋めてみることにすることにした。
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