All Chapters of R18 転生して森で暮らしていたら王女様を拾いました2章: Chapter 41 - Chapter 50

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第41話 隣に横になるノア

「ん……そんなの、出来るわけねーじゃん。作る気もねーし……。他のやつに見せるとか、ありえねーしぃ……。ユウ兄……だけだって、言ったろ。」とノアが返してきた。「じゃあ自分で、いじれば良いだろ……」と言ってると、脱力したノアが湯船に沈んでいった。 慌ててノアの腰を掴み、ノアを支えた。「わっ。死ぬかと思った……ユウ兄、支えててくれよぅ……」と悲しそうな顔で俺を見てきた。 ノアの腰から、柔らかなお腹を触り抱き寄せ支えた。「おれのおしりに……硬いのが……当たってるぞ?」と振り返って言ってきた。「だから、さっきから言ってるだろ……ノアは可愛いって。それに反応しただけだ……」と恥ずかしそうに言った。「そ、そっか……マジで、可愛いと思ってくれるんだな……。それ、こうふんすると大きくなるんだろ? よく男友達が大きくしてたな……あ、ズボンが膨らんでるのを見ただけだぞ! それ、見たのユウ兄のが初めてだし……」顔を真っ赤にさせたノアが、色っぽく見えてキケンだ……「もう、出るぞ……怪しまれるしな」と言い。ノアを抱えて、脱衣所に向かい着替えた。「……ユウ兄ぃ。手伝ってくれよぅ……なぁ~」膝をプルプルと震わせているノアが助けを求めていた。「仕方ないか。特別だぞー」と言いつつタオルで髪の毛を拭き、男の子用の下着を履かせて着替えを手伝った。「ありがとっ。ユウ兄ぃ! すきぃー♡」ノアがサラッと言ってきた。「それ、他のやつのいる前で言うなよなー。バレるぞ……」
last updateLast Updated : 2025-10-01
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第42話 家庭菜園の向上?

 お互いに絶頂し抱き合い、余韻を味わってキスをしているとユナとノアの話し声が近づいてきた。「畑の作業が終わったみたいだな」と呟いた。「野菜の収穫は時間が掛かりますよね……農業は大変ですね」とエリーが呟きながら抱きしめたままでいた。 ユナとノアが部屋に入ってきた。「終わったよっ♪ って、エリーちゃんだけイチャイチャしてするーい! わたしもしたーいっ」とエリーとは、反対の腕を掴み唇を重ねてきた。「ユナちゃん、気持ちは分かりますけど……お出かけの時間じゃ……」エリーが、ぷくぅーと頰を膨らませて言った。「むぅ……そうなのぉ? もっと、ゆっくりしても大丈夫じゃないの?」と、ユナが目をうるっとさせて色っぽい表情をして見つめてきた。 ユナと俺が唇を重ね、見つめ合い抱きしめているのをノアが恥ずかしそうに目を逸らしチラチラと見ていた。 甘えるユナを抱きかかえ畑に向かった。畑は、見るからに作物は順調に育っていた。だが、販売を考えると……もっと早く収穫をしたい。「畑をもっと改良できないかな……?」ふと考える。 種類によっては、光・温度・水・肥料を調整することで、生育を早められるはずだ。 確か、そんな話を聞いたことがある――。 前世の記憶だが、野菜を育てた経験はある――。 しかし、それはプランターで簡単なものを育てた程度で、本格的な農業とは程遠いものだった。 それに、ほぼ放置だった記憶があるしな。 ただ――俺には、別の経験があった。 水槽の中で「湧き水のような環境」を再現したことがある。 苔が生え、水草や水辺の草が繁殖し、小さな生き物が共存する――そんな自然環境を水槽内に作り、ただ眺めていた。 そこで重要だったのが、「空気の流れ」だったことを思い出した。 空気が滞ると、カビたり病気になりやすかった気がする――。
last updateLast Updated : 2025-10-02
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第43話 ユナの味見?

「ううぅぅ。ユウ兄ぃ来ると思ってたのにぃ~」と頬を膨らませて戻ってきた。体面に座られ、割れ目がほんのり濡れてた場所の色が濃くなっていた。 どうやらユナは誘っていたみたいだった。「時間が出来たし……倒木に座ってしちゃう?」半分、冗談で誘ってみた。「するっ。するぅ! 行こっ」手を握られ嬉しそうに、俺の手を引く。 倒木につくと、ユナが座った。嬉しそうに見つめられた。「……ユナのパンツを、ちょっと見たいな……とか思ったんだけど。」目を逸らし言った。「え? えぇ!? や、だめ。だ、だってぇ……おしっこ、したばっかりぃ!!」と言い、スカートを掴みパンツを隠した。「ダメかー?」残念そうにつぶやく。「むぅぅ……ちょ、ちょっとだよ。見るだけだよぉ……ぅ。」掴んでいたスカートを少しまくり上げ、足を広げた。 ユナの前に座り、ユナの膝に手を置いた。「なんか、ちょっと……えっちだねぇ。ドキドキしちゃう……ユウ兄ぃに見られるの……好きぃ♡」ユナが呟き、俺の頭を撫でてきた。ユナのスイッチが入ったらしい。 柔らかな内ももに頬ずりをした。ほのかに冷たく、すべすべとした感触。それにユナのぴくっという反応に興奮する。 徐々にパンツに顔を近づける。「はわわっ。だめ、だめ、それ……だめぇ。お、おしっこ……残ってるぅ……かもぉ。おしっこで……濡れてるかもだしぃぃ。」そう言うが、頭を優しくなでてくれる。「それ、エロいな。ユナの味見だな。」気にせずに答えた。「……ユウ兄ぃ、へんたーい♪ ん、や、やぁ……それ、はずかしぃ……ユウ兄ぃ。
last updateLast Updated : 2025-10-03
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第44話 ノアの想い

 夕食を終えると、疲れ果てた皆は次第に眠りについた。 満腹になり安心感と一日中動き回った疲れが重なり、布団に入るとすぐに寝息が聞こえてきた。 隣で寝ていたノアが起きていたらしく「ユウ兄、起きてるかぁ?」と小声で聞いてきた。昼間の出来事を思い出したらしく、少し興奮気味で、ちょっぴりと色っぽい声で聞いてきた。「なぁ……ユウ兄。昼ってさぁ、ユナ姉とイチャイチャしてただろ? 俺、追い出されちゃったけどさ……何してたんだぁ……?」 どうやら昼間の事が気になり、エッチな事だとなんとなく分かるらしい。やっぱりなんとなくなので、俺の耳元で色っぽい声を出して色々と聞いてきた。「それは……その、好きな人と触れ合ったりして、お互いの愛してるって想いの交換みたいな感じだな。」恥ずかしいことを言わせるなよ……思いつつ答えた。「そうなのか……それをしてたのかぁ? それをすると、どうなるんだ? ちゅぅとかしてたよな? 気持ちいいのか? なぁ……? なぁ?」とノアが聞きながら詰め寄り、俺の腕を掴んできた。「……まぁ……気持ち良いな」とだけ答えた。「ふ〜ん……それ、俺にもしてくれよ。なぁー。良いだろぅ……? 羨ましいぞぅ……! おれだって、ユウ兄好きだし……さぁ……。ダメかぁ? おれ、可愛くねーけどさぁ……。ユウ兄は、可愛いって言ってくれるしぃ……」掴まれた腕を、今度は抱きしめてきた。抱きしめられると、ノアの温もりが腕に伝わってくる。「だ、だからだな、それは将来の旦那にとっておけって。ノアが大切にしなくちゃいけないモノだぞ」「……やっぱ、可愛いってのはウソだったんだなぁ
last updateLast Updated : 2025-10-04
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第45話 ノアの想いに負けて

 まぁ……隠れてエッチしてても、見られちゃうよな……山奥なら別だけど。そんなところまで行けば、人には見つからないかもしれないけど猛獣に見つかり襲われるか。「な、なぁ……ユウ兄ぃ……。おれに、挿れたいかぁ? なぁ……? お、おれ、いいぞぉ? ユウ兄ぃ……ならぁ……♡」ノアが興奮してるのは知ってた。だって……俺が身体を支えたら、自分のアソコを触りだしたし。その前から俺の太ももに押し付けてたしな。「だから……」と俺が話し出すと、ノアが俺の話に被せてきた。「うん。『大切な人に』だろぉ? おれの大切な人は、ユウ兄ぃ……だしぃ……。イヤかぁ? 可愛いって言ってくれたしぃ……なぁ……?」色っぽい表情をして、真剣に見つめられた。「……俺は、良いけど……ほんとに良いのか? さっきも言ったが、子供ができるかもだぞ?」赤ちゃんができると分かれば、困ってやめるかと思っていた。「にひひぃ……うん。ユウ兄ぃ……の赤ちゃん♡」ノアが嬉しそうに俺を見つめて言う。 嬉しそうに……言うなっての。「じゃあ、体を触っても良いのか? いきなり大声出すなよ?」「ださねーよぅ。秘密なんだろ? おれの身体を触ってくれんのかぁ……? また気持ちよくなれるんだなぁ〜♡」 ノアが期待の眼差しで見つめてきた。 そっとノアの膨らみかけの、小さな柔らかな胸を触った。ぷっくりと膨らんだ小さな柔らかな乳首の感触。 指で撫で、軽く摘まんでいた。すると、ぷっくりとコリコリとした感触に変わり、指に乳首の感触がしてきた。「んぅ&hell
last updateLast Updated : 2025-10-05
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第46話 リリアと町で偶然?

 情報収集で農家の畑を見て回ったその帰り道に、町で偶然リリアに出会った? いや、偶然町で貴族に合うのは不自然か。買い物は使用人の役目で、わざわざ貴族の娘が危険を冒して町に出てくるのはおかしい。 静かな町の片隅で、リリアはじっとユウを見つめていた。「ユウ様……最近、全然会いに来てくださいませんのね?」 彼女の声はどこか平静を装っているが、ほんのわずかに滲む寂しさが消しきれない。 ユウは少し視線を逸らしながら、曖昧に答えた。 「まぁ、いろいろ忙しくてな……。」 それはただの言い訳だったが、どうにも本当の理由を言う気にはなれなかった。リリアはそれを見抜いたのか、ムスッと頬を膨らませる。「……そうですか。じゃあ……いいですわ。ふん! 帰りますわ……!」 そう言い放ち、くるりと背を向けた。 だが、ユウの返しはあっさりしたものだった。 「そうか、気を付けて帰れよ!」♢・♢・♢・♢・♢  ……えっ? リリアは思わず驚きの声を漏らし、動きを止めた。 今までこんなことは一度もなかった。普通ならば、リリアが「帰る」と言うと相手が慌てて引き留めるのが当然であり、「行かないでほしい」だの「もう少し話そう」だの、そう言われるのがいつもの流れだった。それなのに——。 さらっと帰れと言われた……!? 一瞬、リリアの思考が停止する。彼女の頭の中では、「なぜ!?」「こんなの初めて!」という言葉がぐるぐると巡る。 お世辞も、引き留める言葉も何もない。 リリアはううぅ……と困惑しながら、ぎこちなく立ち尽くす。 今までの経験とは逆の展開に、どうしていいのかわからなくなったのだ。 ——このまま帰るのは、なんだか嫌。 でも、どうす
last updateLast Updated : 2025-10-06
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第47話 リリアの困惑

 リリアは怒りを込めながら言い放ち、べったりと抱き着いているレオを引き離そうと肩に手をかけた。 その瞬間—— 近衛兵が反応し、剣に手を掛け一瞬にして場の空気が凍りつく。 だが、ユウはため息混じりに手を差し出し、柄頭を押さえた。「はぁ……それ、やりすぎだろ。女の子がちょっと、むくれてレオを引き離そうとしているだけだろ。まったく……こいつは危険はないぞ。」 静かに近衛兵へ言い聞かせるように告げる。 剣を握る手がわずかに緩み、場の緊張が少しだけ解けた。 ユウはレオのズボンを掴み、そのまま持ち上げて地面へ降ろした。 だが、その直後——「やぁぁーん! ユウ兄ぃーっ!」 レオは再びユウへ抱き着く。 リリアは目を見開き、思わず言葉を失った。 この状況……一体、どういうことなの? 緊張が一気に走った。 レオの近衛兵たちはユウの王子に対する扱いを見て、複雑そうな表情を浮かべていた。ユウの対応があまりにも気軽で、まるで友人や弟を扱うようだったからだ。 しかし、それとは別に——リリアの護衛たちは騒然となっていた。 未遂とはいえ、リリアへ剣を向けようとした近衛兵の動きを目撃したのだから当然だった。「貴様ら、誰に剣を向けようとしていたのか知っての行動なのか!?」 リリアの護衛の一人が怒声を上げた。 その声に、場の空気がさらに張り詰める。 近衛兵たちは一瞬、表情を引き締めるが、すぐに沈黙が広がる——それをどう言い訳するかを探っているようだった。 リリアは腕を組み、じっと彼らを睨みつけた。「……ふん! わたくしに剣を向けるなど、どういうつもりかしら?」 その言葉には余裕があるようでいて、その裏に不満と屈辱が隠されている。
last updateLast Updated : 2025-10-07
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第48話 リリアの問題は解決したが……

 王子自らが「許す」と発言したことで、リリアの緊張は一気に解けた。「お、お許し感謝申し上げます。王子殿下……」 かしこまった口調で声を震わせながら、深々と頭を下げるリリア。 これまでの勝気な態度は消え、礼儀正しく従うべき存在へと完全にシフトしていた。 ユウは、それを見つめながら、近衛兵へと視線を向ける。「リリアたちへの罪は、なくなったよな。手を出すなよ。」 静かに念を押すと、近衛兵たちは黙って頷いた。 その瞬間、リリアの表情がぽわーっと変化する。 安堵と共に、頬がほんのり桃色に染まり、ユウへ向けられる視線が変わった。 驚きの中に、何か別の感情が滲んでいる。 ——惹かれた。 今まで、彼女にとって誰もが自分に従い、気を遣う存在だった。 だが、ユウは違った。素っ気ない態度をとり、なのにリリアを庇い、危険を顧みず堂々と場を仕切り、圧倒的な存在感を持っていた。 それが新鮮だった。 それが……気になる。 それに——惹かれる。 リリアは、自分の心が静かに揺れるのを感じながら、ユウをじっと見つめていた——。 それに続き「手を出すなよー! ボクも怒るからぁっ」レオが俺のまねをして言ってきた。つい可愛くて、レオの頭をガシガシと再び撫でると、撫でられたレオが嬉しそうな顔をして見つめてきた。 近衛や護衛たちは王子の言葉に従い、恭しく膝を折って「かしこまりました」と返答した。その様子を眺めながら、俺は改めてレオの権力の重みを感じる。 王子という肩書きを持ち、彼の言葉一つで場が動く。そんな存在を、俺はこうして頬をむにむにと摘まんでいるわけだが——。「なぁ、冒険に出るのは構わないが、保護者に言ってきたのか?」 前回はちゃんと了承を得てから出かけた。だが、無断で王子を連れて森へ行くとなると話が変わってくる。万が一
last updateLast Updated : 2025-10-08
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第49話 リリアも冒険ごっこに同行?

 問題が解決したリリアたちはなぜか未だにその場に留まっており、リリアはほっとした表情を浮かべている。 ……もしかして、王子が楽しみにしていた冒険に行けるのかを心配していたのか? ユウはふと疑問を抱きながら、リリアへ視線を向けた。「リリアたちは帰ってもよかったんだぞ?」 急に声を掛けられたリリアは、体をビクッとさせた。「……わ、わたしも、同行しますわ。せっかくですもの。興味がありましたし。」 ユウはその言葉に、心の中でため息をつく。 あぁ、これはウソだな。 上級貴族のお嬢様が、冒険に興味があるわけがない。しかも、レオの場合……どうせ駄々をこねて泊まると言い出す。そんな環境で貴族の娘が耐えられるわけがないだろう。 そもそも、この冒険とやらは魔物や魔獣の討伐だ。貴族のお嬢様がそんなことに興味を持つとは到底思えない。 ユウは少し眉をひそめながら指摘する。「冒険といっても、獣や魔獣の討伐だぞ? たぶん……泊まりになると思うが、大丈夫なのか? その前に、両親の許可が出ないだろ……。」 その言葉に、リリアはむぅぅ……と声を漏らし、目を潤ませた。 ……困っている。 それは彼女にとって、屈辱だったのか、それとも単に認めたくないだけなのか——。 こいつもなのか……? レオと同じで無許可で同行するつもりだったのか? みんなして、俺を犯罪者にしたいのか!? 公爵令嬢を無断で連れまわし、外泊させたとなれば……どうなるんだよ。まったく。 ユウは静かにリリアを見つめる。「……わたしが決めることですわ。ユウ様にどうこう言われる筋合いはございませんわよ。」 強気な言葉とは裏腹に、どこか不安そうな声音。 ユウはため息をつきながら、視線をレオへ向ける。 レオは変わらず無邪気に笑っている。「ん……ボクが同行を許可するっ♪ 人数がいっぱいの方がたのしぃー」『……楽しいのは、お前だけだろ!』と声に出したい気持ちをぐっと堪えつつ、俺は周りの様子を伺う。
last updateLast Updated : 2025-10-09
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第50話 森での討伐開始

 大所帯になってしまい、物資も大量になり馬車の隊列を作る事態となっていた。まるで戦場に向かう隊列だった。俺が前回「料理人も必要だな」と言ってしまい、俺が喜んでいたので今回も用意されていたのだ。 リリアは同じ馬車に乗ろうとしていたが、リリアのお付が「王子殿下と同じ馬車は……さすがに控えた方が。」と言われ不満な顔をして自分の馬車へ乗り込んでいた。 二人だけの広く豪華な馬車にレオと二人っきりになってしまった。だが、お互いに気を遣うこともなく寛いでいた。「なあ、なんで俺に懐いてるんだ?」 ずっと抱えていた疑問。 初めて出会ったとき、レオは冷たい目線を向け、意地悪そうな表情で試すような言葉を投げかけてきた。 それが今ではデレデレの笑顔で、俺の膝枕で甘えてきて寝転がっている。完全に警戒もしておらず、近衛も護衛も同席をしていない。「ん? ユウ兄が大好きだからぁ♪」「だから、なんで好きなんだよ? 初めは、挑戦的と言うか絡んできたよな? 実力を見ようとして。」「あぁ~そうだったっけぇ~? えへへ♪ エリー姉の旦那さんだしぃ~いいじゃん♪ ボクさぁ……エリー姉は姉弟だけどぉ……一緒に過ごしてなくて、兄弟って知らないんだよね。今まで、甘えられる人もいなかったしぃ……こんな関係、受け入れてくれる人いなかったんだぁ。普通に怒ってくれて、普通に接してくれる人がさぁ。」「そっか。」レオの言葉に納得してしまった。 甘えさせてくれる兄弟か。兄弟でも、ここまで甘えないと思うが……ま、レオの兄弟のイメージなんだろうな。好きにさせてやるか。エリーの弟なんだし。実際に義理の弟なんだからな。 俺の膝にぷにぷにの頬を押し付け、頬ずりをしてくる可愛いレオ。その片方の頬を指で突っつく。 陽が傾き始めるころ、やっと俺たちは森へと足を踏み入れた。 レオは軽装備に身を包み、革の胸当てとショートソードを腰に備えている。彼の小柄な体には過剰な装備は不要で、軽快な動き
last updateLast Updated : 2025-10-10
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