下から内奥を突き上げられて、和彦は背を反らす。信じられないほど腹の奥に、熱い塊を感じるのだ。圧迫感に苦しんでいると、賢吾がうなじに唇を押し当てながら、胸元や下腹部にてのひらを這わせてくる。正面には、千尋がいた。向けられる強い眼差しに羞恥して、つい顔を背けると、それは許さないとばかりにすぐ側まで這い寄ってきた。 賢吾と千尋の手によって両足を立てて広げた姿勢を取らされる。身を起こして濡れて震える欲望も、賢吾に貫かれてひくつく内奥の入り口も、すべて千尋に見られてしまう。こういう状況は初めてではないが、やはり激しい羞恥は覚えるし、そこに背徳感も加わる。厄介なのは、和彦は羞恥と背徳感と非常に相性がいいということだ。 耳元に唇を寄せた賢吾が、ひそっと囁きかけてくる。「千尋に見られて、興奮しているだろ。中が、うねるように蠢いている。本当にお前は性質が悪い。俺を咥え込んだ途端、千尋を欲しがるんだからな」 そのまま耳の穴に舌先が潜り込み和彦が身を震わせると、賢吾に腰を掴まれて揺すられる。伸びやかな喘ぎ声を上げると、すぐ目の前までやってきた千尋に唇を塞がれる。 差し出した舌を千尋と絡め合いながら、賢吾には緩慢な動きで内奥を突き上げられていた。父子から与えられる快感のリズムが体の中で同調して、和彦は惑乱する。「んうっ」 下肢に千尋の手が伸び、賢吾と繋がり、擦れ合っている部分をまさぐられていた。たったそれだけの刺激を、快感で満たされていた和彦の体は耐えられなかった。ビクビクと腰を震わせて、二度目の精を先端からこぼす。見えなくても、内奥の反応でわかったらしく、賢吾が低く笑い声を洩らした。「イッたか、和彦」 あごを掴まれて促され、千尋と絡めていた舌を解くと、今度は賢吾に唇を塞がれる。激しく唇と舌を吸い合う間も、千尋の指先が繋がった部分をなぞってくる。まるで、無言で何かをせがむように。それを賢吾も察したようだった。唇を離すと、柔らかな苦笑を浮かべて言った。「お前が甘やかすおかげで、うちの跡目はどんどんワガママになっていく」 賢吾の指先も繋がった部分に這わされ、和彦は吐息をこぼす。「――とはいえ、俺もお前が欲しくてたまらねーんだ」 忌々
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