二人は自然と向き合い、唇を重ねた。ルナは、ユウマに待たされ、焦らされていたため、夢中で彼の唇を吸った。ちゅぅ、じゅるり……と湿った甘い音が響き、ルナの口から熱い吐息がユウマの口の中へと流れ込む。ルナは、ユウマの口の中に舌を入れ、彼の舌に絡めた。その表情は、快感と、ユウマを独り占めできる喜びに満ちていた。 ユウマは、ルナのキスに応えながらも、からかうように囁いた。「あれ? ルナちゃん……キス初めてじゃなさそう。唇に触れるだけって言ってたけど……舌を絡ませてきてるけど?」 ルナは、ユウマの言葉に一瞬戸惑ったが、すぐに顔を赤くして答えた。「……はじめてですよぉ……興奮しちゃって、も、もっと……したいですぅ……」 ルナは、興奮を抑えきれずに、ユウマの首に腕を回して、さらに積極的にキスを求めてきた。 ユウマは、ルナの首に回された腕を解くことなく、囁き続けた。「彼氏さんかわいそうじゃない? 俺に夢中になっちゃって……」「……仕方ないじゃないですかぁ……好きに……なっちゃったんですから!」 ルナの言葉は、強い決意に満ちていた。先ほどの無言は、彼氏よりもユウマを選んだという、彼女の心の表れだった。「それじゃあ、エッチをしても問題ないのかな?」 ユウマの言葉に、ルナは一瞬戸惑いの表情を見せた。「……でも、先輩がいますよ? アヤ様も」 ルナが周囲を気にする様子を見て、ユウマは笑顔で答えた。「あー二人は寝ちゃってるよ」 ユウマは心の中でほくそ笑んだ。先輩とやらは邪魔だったので、精神操作で早々に寝てもらっていたのだ。 ユウマは、ルナのメイド服のスカートに手をかけた。ルナは、ユウマの行動に息を呑み、小さ
最終更新日 : 2025-11-16 続きを読む