「俺の仲間を傷つける者には、地獄の苦しみが待っていることを教えてやる。悪魔だろうが、神だろうが……関係なくね」 その言葉とともに、黒炎球はさらに大きくなり、周囲にいる者たちの心に恐怖の影を落とし続ける。その恐ろしい光景は、まさに闇の魔法の真髄を見せつけるものであった。「レイニー様、デカすぎます……それ、黒炎弾ですよね?」 ディアブロが確認をした。その声には、焦りと、わずかな怯えが混じっている。 はい? 黒炎弾? 知らないなぁ〜。ディアブロの放ってきたモノをただイメージをしただけだしぃ。レイニーは、あっけらかんとした顔で首を傾げた。「知らない〜黒炎球って感じ? 知らないけど……」「我も、存じ上げませんが……その威力は……ここにいるだけでもダメージを受けるほどです」 ディアブロの声は、震えていた。「あーはいはい。威力を落とせば良いんだね……心配性だなぁ……ディアブロは〜」 レイニーは、ディアブロの心配を軽くあしらった。「は? ディアブロ様……え? あのディアブロ様?」 ダイモンが僅かにディアブロという名前を耳にした。その顔は、驚愕と、深い絶望に染まっていた。 レイニーが魔力を抑えシューと黒炎球が小さくなり、ビー玉程度に抑えられ、レイニーが指で弾くとゆっくりとダイモンへ向かっていく。見た目は弱々しく弾き返せそうで、避けるのも簡単そうに見えた。その小さな黒炎球は、しかし、確かな殺意を宿していた。 ダイモンがニヤッと笑いシールドを張ったが、黒炎球がシールドをミシミシと音を立て貫通してきた。転移を使い逃げるが追いかけてくる、徐々に迫る恐怖を味わった。その音は、ダイモンの心の奥底にまで響き渡る。「な……なんなんですか? あれ」 ダイモンの声は、もはや恐怖に支配されている。「あ
最終更新日 : 2025-12-11 続きを読む