一体、いつぶりだろうか。 「──律子さんっ!」 音羽はほっと安心したような表情になり、急いで律子からの着信に応答する。 「も、もしもしっ、律子さんっ!」 〈音羽?どうしたんだい、そんな焦って──〉 「だっ、誰かが家に……っ」 懐かしく感じてしまう、律子の声。 スマホ越しに久しぶりに聞いた律子の声に安心して、音羽は訝しがる律子には構わず、今現在自分の近くで起きている事について咄嗟に話してしまった。 すると、スマホ越しに律子が息を呑んだような気配が伝わった。 〈……それは、本当かい音羽?〉 「ほ、本当です……っ、さっきからインターホンが鳴ってて……っ、スーツの男の人2人組がさっきからずっと家の前に……その内の1人が、さっきは裏口に回ってきて……っ」 〈──今は無事なんだね?〉 「は、はい……っ、どうしたら、蓮夜さんに連絡した方がいい、ですか?」 〈いや、私がもうすぐそっちに着くよ。若には私から連絡をしておく。スーツの2人組だね?そっちに着いたらモニターに映った2人組を写真で撮るよ。若に送る〉 「り、律子さんが……来てくれるんですか?」 〈ああ。あと10分もしないで着くよ。もう少しだけ待っててくれ〉 「あっ、ありがとうございます……!」 律子が来てくれる──。 その言葉を聞いた音羽は、安心して力が抜けてしまい、ソファにどさりと腰を下ろした。 「よ、良かった……。このままじゃあ、怖すぎるもの……」 律子と電話をしている間も、インターホンは鳴り続けていた。 きっと電話をしていた律子にも聞こえていただろう。 モニターを確認すると、今は再び家の前に2人の男がいる。 裏口に向かった男は、裏口が施錠されてい
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