All Chapters of トップシークレット☆後日談 東京~神戸 新婚ラプソディ: Chapter 71 - Chapter 80

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永遠の友情と永遠の愛情 PAGE4

「セロトニン……って何だっけ?」 「「だぁーーっ!」」  唯ちゃんが可愛らしく小首を傾げてボケたので、わたしと里歩はその場にのめった。 「……唯ちゃん、〝セロトニン〟っていうのは幸せホルモンの名前だよ」 「そうそう。絢乃は大好きな人と結婚したから、幸せホルモンがい~~っぱい出てるんじゃないかって言いたかったの、あたしは」  「ああ、そっか♪ ナルホドねー、確かにそうかも」  唯ちゃんもようやく分かってくれたようだ。 「とにかく、ランチのオーダーしよう。とりあえずパスタランチ三つでいいか。パスタの種類は選べるんだけど、どれにする?」 「じゃあ……わたしはカルボナーラで」 「唯はトマトとツナの冷製カッペリーニ。里歩タンは?」 「あたしはボンゴレビアンコで。――すみませーん!」  里歩が黒いサロンエプロンを着けた女性のスタッフさんを呼んで、パスタランチ三つとおすすめのピッツァ、飲み物にシチリア産レモンスカッシュ三つをオーダー。先に運ばれてきたドリンクでまずは乾杯することにした。 「じゃあ改めて、絢乃と貢さんの結婚を祝して」 「「「カンパ~イ!」」」 「ありがと、二人とも。すっごく嬉しい! ……うん、このレモンスカッシュも美味しいね」  二人は五日前、平日だというのにわざわざ学校を休んで結婚式に出席してくれたのに、改めて女子会として結婚をお祝いしてくれている。わたし、本当にいい親友たちに恵まれたなぁ。
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永遠の友情と永遠の愛情 PAGE5

「……実はね、初夜からもう避妊ナシを解禁してるの。早ければ八月か九月くらいに妊娠が分かるかも」 「えっ、それマ!? じゃあ、ハネムーンベイビーってこと?」 「ええっ? スゴ~い!」  里歩は目を丸くし、唯ちゃんも横で同じくらいのビックリまなこで驚いている。 「うん。まぁ、会長っていうのは名誉職だし、妊娠しても仕事に差し支えなければいいかな、って。ただね、早く彼と晩酌したいわたしとしてはちょっと複雑なんだなぁ」  六月の時点で子供ができているとして、出産予定日は来年の四月ごろ。そしてそれはわたしの二十歳の誕生日とモロ被りになるのだ。母親になると、子供が離乳するまでアルコールが摂取できないと母に聞いたことがあったので、早くても来年の十月ごろまでわたしはお酒を飲めないことになる。 「まぁ、それはしょうがないんじゃない? 子供が乳離れするまではガマンするしかないよ。だってだ~~い好きな人の子でしょ?」 「そりゃまぁ、恋愛結婚だからね。妊娠が分かったら貢も喜んでくれると思う」  それも、八歳という年齢差や身分の差を超えた大恋愛の末に結ばれたのだ。わたしは貢のことを心から愛しているし、彼にも愛されている。……ただ、ちょっとエッチなところが玉にキズかな。 「昨夜もね、二回エッチしちゃったもんだからもう、今朝は腰が痛くて」 「二回も? だってアンタ、昨日ハネムーンから帰ってきたばっかりでしょ?」 「うん、そうなんだけど。一回目はバスルームで、二回目はベッドで盛り上がっちゃった」  旅先では毎晩一回ずつしかしてなかったけれど。家に帰ってきたリラックスモードから二回もしちゃったのかな。 どうでもいいけど、食
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永遠の友情と永遠の愛情 PAGE6

 里歩がランチの後の予定について提案してきた。でも、彼女は肝心なことを忘れているような……。「里歩……、あんたこの後バイトでしょ? ガラガラ声で接客するつもり?」「あぁー……、そうだった。じゃあ、他にどこ行く?」 わたしと唯ちゃんは悩む。ボウリングは却下だ。運動神経バツグンの里歩と、推しアニメの聖地巡礼などをしていてフットワークの軽い唯ちゃんはともかく、わたしは運動オンチなのだ。 映画も多分、好みがバラけてしまうからムリだろう。もめている間に里歩がタイムアップになってしまう。「じゃあ……、無難にショッピングでもする? 夏物のお洋服見たいし、貢にお土産も買って帰ってあげたいし」「うん、いいね。じゃあショッピングにけって~い!」「「イェ~~イ!!」」 というわけで、この後の予定はショッピングに決定。女子ってやっぱりお買い物が好きなんだよね……。   * * * * ランチ代は三人で割り勘にして――一人二千五百円だった――、わたしたち三人は夏物の服を見たり、美味しいスイーツを食べたりしながら楽しい時間を過ごした。もちろん、貢へのお土産にバウムクーヘンも調達した。 そして三時半ごろ、JR山手線の恵比寿駅前で解散となった。「じゃあ二人とも、あたし、そろそろ行かないと! また連絡してね」「うん、行ってらっしゃい。今日は楽しかったよ。バイト、頑張って!」「里歩タン、バイト行ってらっしゃ~い! 頑張ってね~~」 これから電車で五反田へ向かう里歩を見送り、唯ちゃんはお家へ、わたしはとりあえず新宿へ向かう。デパートの世界スイーツフェアに出店している有名パティスリーでマカロンの詰め合わせも購入して、電車とタクシーで自由が丘の家へ帰った。「――ただいま!」  広い玄関ホールには貢と母の靴の他に、初めて見る男性もののレザースニーカーが一足置かれている。「おかえりなさい、絢乃。杉本さんっていう貢くんのお友だち、リビングにまだいらっしゃるわよ」 出迎えに来てくれた母が、靴の持ち主についても教えてくれた。貢と同じ二十七歳の男性なら、こういう靴の趣味もまぁ納得できる。「ありがとう、ママ。引き留めておいてくれたんだね」「ええ。あなたも会いたがってたでしょう?」「うん。じゃあ挨拶しなきゃね」 母と一緒にリビングへ入っていくと、スッキリとした黒い短髪の、がっ
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永遠の友情と永遠の愛情 PAGE7

「――あ、これお土産。バウムクーヘンとマカロンの詰め合わせ」  わたしはそこでお土産のことを思い出した。お持たせで杉本さんにお出ししようと思っていたけれど、ちょっと遅かったかな。 「ああ、ありがとうございます。夕食後にでもみんなで頂きましょうか」 「……キリのスイーツ好き、相変わらずなんだな。でもビックリしたなー。お前がこんなに可愛くてしっかりした人の婿さんになってたとは。しかも恋愛結婚だって?」  杉本さんが心からの驚きをまくしたてる。……貢はわたしが帰ってくる前に、結婚までのなれそめを話していたらしい。そして多分、自分から婿入りを望んだことも。「運命の出会いだったんだ」なんて嬉しそうにノロケをかましていたんだろうな……。ちょっと恥ずかしい。 「ありがとうございます。わたしたちは一目ぼれ同士で、出会うべくして出会ったんだってわたしも思ってます」 「キリ……いや、彼もそう言ってましたよ。いやぁ、運命の出会いって本当にあるんですね」 「……スギ、いいよもう。『キリ』って呼んでくれて。呼び方に困ってるみたいだし」  結婚して名字が変わった貢が、お友だちからの昔の呼び方を受け入れた。やっぱり、急に呼び方を変えられると他人行儀で落ち着かなかったのかな。 わたしも貢の隣に腰を下ろし、会話に参加させてもらうことにした。 「――ところで、杉本さんってご結婚は? というか、どういうお仕事をされてるんですか?」 「僕は赤坂で板前をしてます。実家が料理割烹で、そこを手伝ってまして。……ちなみにまだ独身です」 「そうなんです
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永遠の友情と永遠の愛情 PAGE8

 この場に母もいるのでちょっといたたまれなくなりつつ、わたしは答える。 最近では、こっちが彼の本当の姿なんじゃないかと思っていたけれど、やっぱりそうだったのか。初めてわたしとエッチするまでは、わたしが高校生でしかも上司だったから猫を被っていただけだったんだ。 でも、挿入してのエッチをするまでにも、色々とわたしの性的欲求を満たしてくれたことを思えば合点がいく。あれはただ単に、恋愛経験があるからというだけじゃなかったのね……。  杉本さんはわたしの返事を聞くと、笑いながら「そうじゃないかと思ってました」と言った。「お母さんがいるからちょっと言いづらいですけど、絢乃さんとキリってカラダの相性もいいんじゃないっすかね? 何だかんだで絢乃さんもこいつとヤるの好きでしょ?」 「…………ええ、まぁ」   わたしは認めた。自分のことをそんなふしだらなオンナだと思いたくはないけれど、確かにそうでもなければ十九歳で八歳年の離れた人と結婚しようとは思わないかも。 ただ、貢は確かに絶倫かもしれないけれど、自分本位のセックスを好む人じゃない。ちゃんとわたしの気持ちを優先してくれて、わたしが怖いと思うようなことは絶対にしない優しい人だ。だからわたしは彼のことが好きなのだ。 「……おっと。なんか下世話な話題になってしまってすみません。僕はそろそろ失礼します」 「あら、帰っちゃうの? 杉本さんも夕食、ご一緒にどうかと思ってたのに」  そう言って彼を引き留めたのは母だけれど、わたしも母と同じことをしようとしていた。今日はお仕事が休みだと言っていたから、夕飯くらい食べていってほしかったのに。 「いえ、家族団らんの時間をおジャマしちゃ悪いですし。キリ、久しぶりに連絡くれて嬉しかったよ。今度は奥さんと一緒にウチの店に来いよ」 
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彼の遅出しマリッジブルーとお墓参り PAGE1

「――あぁっ、……ぁあ……っ」  貢に後ろから胸を揉まれて十数分後。わたしは彼とベッドの中で行為に及んでいる。 「……ん……ぁっ、……あぁっ……♡ ……あっ、……あっ♡ あぁ……っ♡」  彼の手によって着ていたルームウェアのキャミソールワンピースも上下の下着も剥ぎ取られ、彼も生まれたままの姿で前戯の真っ只中……なのだけれど。  今日の彼は何だか様子がおかしい。やたらと胸を弄ってくるし、いつもなら秘部を舐めてくれるのにいつまでも陰核や蜜壺の入り口付近を指でクニクニジュボジュボと刺激してくるのだ。  おかげでわたしは、早くも絶頂が来そうだ。 「ん……、あっ! あぁー……っ! ねえ貢……、今日はどうしちゃったの? 何か変だよ?」  一度イってから、彼に訊ねてみる。彼が心ここにあらずだと、気持ちいいこともあまり気持ちよく感じられない。 「……杉本が、絢乃さんの胸をじぃーーっと見てたんですよ。なんかエロい目で」  確かにわたしの胸はDカップだし、貢には「キレイな胸だ」って褒められたけど。十九歳現在だから、まだ発展途上だ。きっと、わたしより胸の大きな女性をいくらでも見てきているだろう。 「それって貴方の考えすぎなんじゃないの? いくらあの人がまだ独身だからって。……まさか、杉本さんがわたしと不倫しようとしてるなんて思ってないよね?」  わたしはムクッと起き上がり、彼を真正面から見据えた。少しは自分の妻や友人を信用してほしい。 「……いえ、別にそこまでは思ってないですけど」 「…………だったら、いい。エッチの続きしよう?」 「はい」  彼は再びわたしをマットレスの上に押し倒し、脚を開かせた。蜜でぐっしょり濡れた秘部では
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彼の遅出しマリッジブルーとお墓参り PAGE2

     * * * * 「――ねえ貢。貴方、他にも何か悩んでることあるんじゃないの?」  二人ともちゃんと服を着てから、眠りに入る前のひととき。わたしは腕枕をしてくれている彼に訊ねる。返事はないけれど、わたしにはその悩みの原因に察しがついた。 「もしかして、明日のお墓参りが不安?」  わたしのこの推察は当たっているようで、彼がビクッと反応した。 「やっぱりね……」  今回のお墓参りは、天国にいる父や祖父母に貢が篠沢家の一員になったことを報告するために行く。つまり、彼は明日、正式にこの家の婿となったことを否応なしに現実として受け入れなければならなくなるのだ。それは彼が完全に逃げ道を失うということ。 今日までは新婚ムードで浮かれていて、そんなことを考えなくてもよかったけれど……。 「……僕、だんだん怖くなってきたんです。こんな僕が本当に、この伝統ある篠沢家の一員になってよかったのかな、って。経営陣に加わるって話まで出てきたので余計に」 「経営に加わることは、ちゃんと結論を出すまではまだ考えなくていいんじゃない? それに、貴方みたいに誠実で心の優しい人がわたしのお婿さんなら、きっとおじいさまもおばあさまも喜んでくれると思う。だって、パパが認めた人なんだから」 「そう……ですよね」  貢の人となりは、父が天国で祖父母にも話してくれていると思う。きっと祖父母も、「絢乃は人を見る目があるなぁ」と目を細めているに違いない。 「わたしと籍を入れた時点で、貴方はもう立派な篠沢家の人間なんだよ? だから不安に思う必要なんてないの。うるさい親
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彼の遅出しマリッジブルーとお墓参り PAGE3

     * * * * 「――貢、そろそろ下に降りるけど支度できた?」  翌朝。今日はハネムーン休暇の六日目だ。 わたしはお墓参りにいくためと、その後に貢とちょっとしたデートもしたいので、シックだけれど可愛いネイビーのワンピース姿でヘアメイクもバッチリ終え、我が夫に声をかけた。彼はまだスウェットから着替えておらず、ウォークインクローゼットから持ってきてベッドの上に並べた数着のコーデを前にして悩んでいる様子。 「絢乃さん、お墓参りってどんな服装で行くのがいいんですかね?」 「えっ? う~ん、そうだなぁ……。お墓参りの後、デートもすることを考えると、ちょっとカジュアル系でも問題ないんじゃない? ネイビーかグレー系のジャケットと、黒のコットンパンツとか。インナーは襟なしのカットソーでも大丈夫だと思う」  今日のお墓参りは法事などではなく、わたしの父と祖父母に結婚の報告に行くのだ。だからあまり奇抜な服装でなければ、マナーに囚われる必要はないと思う。 「そうですね。ありがとうございます」  わたしはジュエリーボックスからあのネックレスを取り出し、今日は自分で着けた。今から着替えようとしている貢の手を煩わせるのは、何だか申し訳ない。 「……よし、オッケー。絢乃さん、アドバイスどおりに着替えてみましたけど、どうですか?」 「うん、今日もカッコいい! それでオッケーよ」  彼は結婚前から、私服姿といえばジャケットスタイルが多かった。真面目な彼らしくてわたしは大好きだ。 「じゃあ、降りて朝ゴハンを食べよう」 「はい!」 
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彼の遅出しマリッジブルーとお墓参り PAGE4

 母と一緒に朝食を済ませると、わたしたちは出かけることにした。貢はクルマのリモコンキーを手にしてダイニングチェアから立ち上がる。 「それじゃママ、わたしたちはお墓参りに行ってくるから。ついでに二人でデートもしてこようと思ってるんだけど、いいかな?」 「いいわよ、のんびりしてらっしゃい。東京に帰ってきてから二人きりで外出するの、今日が初めてでしょ? せっかくの休暇中なんだし」  母がそう言ってくれたので、わたしたちは思いっきり今日一日を楽しもうと思った。今日は日曜日だから、母も会社へ行かなくていいし。まだハネムーン休暇中なので、帰りが少々遅くなっても何の問題もない。 「うん。ママ、ありがと。じゃあ行ってきます。帰りにはちゃんと連絡するからね。……ママは今日一日、どうするの?」 「ママもちょっと出かけてくるけど、そんなに遅くならないと思うわ。あなたたちが帰ってくる頃には家にいるわよ」 「そっか」 「それじゃ、僕たちはそろそろ出かけます。――絢乃さん、行きましょうか」  貢が母と話していたわたしを促した。 「うん。じゃあ史子さん、お留守番お願いね。何かお土産買ってくるから」 「いえいえ、お構いなく! 若奥さま、若旦那さま、お気をつけて行ってらっしゃいませ」 「行ってきます」  こうして、玄関で史子さんと母に見送られ、わたしたちは出発したのだった。    * * * * 「――へえ、篠沢家のお墓って青山霊園にあるんですか。あの、セレブのお墓が並んでることで有名な」  クルマの中で、我が
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彼の遅出しマリッジブルーとお墓参り PAGE5

「そうですね。男性が休みの日にまでキッチリスーツを着ているのと似たようなものでしょうか」 「それ、微妙に違うような……」  そういう貢だって、私服もスーツ……とまではいかないけれどジャケットを着ていることが多い。あれはあれで肩凝らないのかなぁと疑問ではある。そういえば、今日もジャケット姿だ。 「…………とっ、ところで絢乃さん。お墓参りが済んだらどこか行きたいところはありますか? ランチはするとして、その後に」  貢は唐突に話題を変えた。さっきの話を打ち切ったところを見ると、あれはボケだったのか真面目な話だったのか微妙なところだ。 「う~ん、そうだなぁ。今日はお天気もあまりよくないし、お墓参りの後だから思いっきり外で遊ぶって感じじゃないよね。美術館とか水族館の方がいいかも」  今日は朝から雨こそ降っていないけれど、どんよりと曇っている。こういう日は、静かなところでしっとりと過ごすのがいいと思う。ゆったりと水槽の中を泳ぐ魚を眺めたり、絵画や彫刻を観賞したり。 「それじゃ、八景島は却下ですね。あそこは遊園地もあるんで。……上野とか、葛西の方まで足を延ばしてみます?」 「そうね。それなら方角は同じだし、浅草とか両国とか観光名所もたくさんあるしね」  東京に住んでいる人ほど、東京観光なんてなかなかしないものらしい。わたしも実は、東京観光をするようになったのは貢と知り合ってからだ。 「じゃあ決まりですね。今日一日、観光や芸術を満喫しましょう。……あ、まずはお墓参りですけどね」 &nbs
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