会議室には緊張感がみなぎっていた。 駆け付けた夜坂司令と、嶽村副司令は顔色が白くなった鬼山とカガリに言葉を無くす。 後から榎木少佐が入ってきて、中から部屋に鍵をかけた。 「私のことは気になさらず。録音機の代わりだと思ってください」 そういって、一人で部屋の隅に腰かける。 鬼山がまず、ソラから切り出された事実を説明して、司令を呼んだことを説明した。 当事者のソラだけが、わたがしのようにふわふわと低空を舞っている。 「富士山麓にも地球外生命体……? しかも不知火少尉の側の人間……?? どういうことなの、オペレーションルームが捉えられない地球外生命体がいるということ……?」 椅子は出されていたが、榎木少佐以外全員が部屋をうろうろと歩く。 深呼吸してカガリが座ると、ソラがその膝にちょこんと座った。 「ソラ、富士山麓には異界防衛軍の基地がある。それは知ってるのか?」 『ソラのナカマも、あそこにスコシいル。通信してル』 カガリは頷く。 すると、大声で嶽村が遮った。 「M1,022型異星人は地球と協力する約束だ! なんでこんな大事な話をそちらからしなかったのかね!? 富士山麓にはいつ地球外生命体が入り込んだんだ!!」 「嶽村副司令、ソラに時間のことを聞くのは無駄です。ソラからすれば、地球にきたのも最近の感覚です」 ソラと話していると、カガリの幼少期も一昨日くらいの意識でいるのだ。 生命体として、人間と同じ感覚を要求するのは時間の無駄だ。 「しかし――」 「今は聞く時間です、副司令」 鬼山が冷ややかな顔で嶽村の腕をつかむ。 静かに立ち上る威圧に、嶽村は無礼な……と呟きつつも黙った。 「富士山麓の基地にきた宇宙人は、ソラはどの異星人かわかる? そいつらは何をした?」 『なまえ、わからなイ。前からいル宇宙人。乗り物にノ
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