時が流れるのはあっという間で、つい先ほどまでクリスマスパーティーに向けた書類仕事に励んでいたはずなのに明日にはそれが本番になる。 時間の流れは本当に早い。それだけ最近の生活が充実しているからなのか。 それとも、他に何かの要因があるのか。「ついに明日だね。湊くん」「だね。結構頑張ったから成功してくれると嬉しいな」「絶対成功するよ! みんなであんなに頑張ったんだもん。あとすることと言えば、当日の運営と生徒会長挨拶で湊くんが挨拶するくらいでしょ」「それが凄く緊張するんだけどね。明日の午前は終業式があって、午後からはクリスマスパーティー。予定がてんこ盛りで疲れちゃうよ」 少し前までは暇な学生生活を送っていたのに、ここ一ヶ月は目が回るくらいに忙しい。思えば、日向と付き合い始めてからずっとこんな風に忙しいような気がする。 それはありがたい事なんだけど。「明日は家に帰ったらゆっくりしよ。クリスマスイブとクリスマスは旅行なんだからさ」「そうだね。温泉旅行なんて何年かぶりだから久しぶりに心躍るな~」「わかる。ま、温泉旅行を楽しむためにもパーティーの成功はさせないと気分的に楽しめないよね」「ああ。といっても、今日はもうやることが無いから家に帰るくらいしかすることが無いんだけどね」 既に、窓の外は暗くなっていて最終下校時間が迫ってきていて学校の中からはあまり人の気配を感じない。 ここまでくると少し不気味に感じてしまう。「いったん帰ろうか。夕飯の支度もしたいしさ」「うん! じゃあ帰ろっか」「僕は生徒会室の鍵を職員室に返してくるから、先に校門あたりで待っててくれ。大丈夫だとは思うけど、校門の外に出ないでね。変な人がいるかもだから」「わかってるよ! じゃあ、先に行ってるから早く来てね」「うん。あんまり待たせないようにするよ」 一旦は日向と別れて僕は職員室に向かう。 そこで小雪さんに鍵を渡して帰ろうとするのだが、呼び止められてしまった。「湊、クリスマスパーティーの準備の方はどうだ?」「順調ですね。というか、望月先生には毎日報告してるじゃないですか」「それはそうだが、やっぱり気になる物は気になるんだよ。最近妙な話も聞くわけだからな」「妙な話? どんな話ですか?」「ああ、それがな……」【日向視点】 最近は湊くんとずっと一緒に居れて楽しい。湊く
Last Updated : 2026-08-18 Read more