ムスタファ、アンタって人はぁ……!! マジで最っ高の料理だったよおおおおおおおッ!!! あたしは食後のお茶を飲みながら深くソファに座って、『能力:A+』、『潜在力:SS』という規格外の【料理職人】の昼食の余韻に浸っていた。 ああ……! このままこの多幸感に包まれて眠りたい……! 午後を丸々怠惰に寝潰したい……ッ!「コレもう仕事したくなぁ~いなぁ~!」「解ります、お嬢様……! この料理は……この味を知ってしまったら、他では満足できませんね……!」「あふぅ……っ! 会長……わたし生きてて……会長の奴隷になってよかったです……っ!」「マリア会長、お仕事はキチンとなさって下さいませ。ですがミリアーナの意見には賛成ですね。これから〝調理部〟として独立しムスタファが指揮を執るとなると、後々には商会の食事があの水準となる訳ですね。それからルーチェ、マリア会長の前であまりだらしない格好をしないように」 ダイニングで独り寂しくご飯なんて嫌なので、大体あたしは大好きな三人と食事を摂る。で、今日のお昼ご飯は午前中に視察をした〝侍従部〟の中の調理部門で話をした、後に創立予定の〝調理部〟の部長候補筆頭料理人、ムスタファの料理をメインに食べたのよ。 もう四人で夢中になって食べたよね! 評価をする関係で普段から食べているであろう部長のバネッサですらも、黙々とナイフとフォークを動かし続けてたんだもの。 で、今はあたしの執務室兼自室で、ソファに腰を下ろして一服中って感じだよ。「もしかしたらムスタファなら……日本の料理も再現出来るかも……」「お嬢様? ニホンの料理とは、いったい…&hel
Last Updated : 2026-10-13 Read more