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All Chapters of 薔薇と梔子: Chapter 11 - Chapter 20

39 Chapters

第十一話 薔薇と鳥かご

「みぃ、悪いけどその話は無しだ」 看護実習生募集用紙を丁寧に畳み、瑞希くんは背広の内側へしまった。募集用紙を私へ返すつもりは一切ないようだった。 本人は抑えているつもりだろうが、明らかにいつもより機嫌が悪い。それもそのはず。私が寝込んで心配をかけたところに、瑞希くんにとって看護実習生の話は喜べない話だっただろうから。久しぶりに会えたのに、とも思っていることだろう。 瑞希くんは私から視線を外しただけで、流れていく景色を見るでもなく目を閉じた。仕事も忙しく、疲れもあるのだろう。 ――だったら、無理に送迎なんかしなくてもいいのに。 意地の悪い考えが浮かんで、私は袴を握る。 瑞希くんは私を愛してくれているのだ。親が決めた政略結婚であるにも関わらず、私のことを想ってくださっている。 その気持ちに応えられていないのは、私のほうだ。 瑞希くんは深呼吸して、ゆっくりと口を開いた。だが、すぐには話し始めない。言葉を選んでいるのがわかる。私をできるかぎり傷つけまいとしてくださっている。「……みぃが」 瑞希くんは言って、もう一度ためらうように口を閉じる。閉じていた瞼が開かれ、沈丁花色の綺麗な瞳が私を捉えた。「みぃが、看護婦になりたいと思う気持ちは、俺も理解してる。どうして、そう思うのかも。でも……、世の中、どうにもならないこともあるだろう?」 瑞希くんはそっと私の肩に手を回し、そのまま私を引き寄せた。瑞希くんの肩に頭を預ける形になる。彼は、私の髪を丁寧に優しく撫でた。「決して自分の体が強くないのは、わかるよな」「……
last updateLast Updated : 2026-09-17
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第十二話 薔薇と独学

 看護実習生の募集が締め切られ、結納の日取りが決まり、私の生活はあっけなく元通りに戻った。 応募を辞退したと言えば、菜々ちゃんは残念そうにしながらも理由までは追求してこなかったし、先生もそれは同じだった。 でも、やれることはある。看護実習生にならなくとも、看護婦になる道はいくらでもあるし、もともと、そんな好機が舞い込んでくるとすら思っていなかったのだ。今まで通り、先生との勉強に戻るだけ。「……できたわ」 私が万年筆を置くと、先生が小説を閉じた。 今日は西洋医学について英語で書かれた論文を翻訳する課題が与えられている。一か月かけて翻訳しようと先生が特別に持ってきてくださったものだ。蘭語との違いにてこずったが、五章のうち最初の一章はなんとか読み解けたように思う。 看護に関わる家族の心理状態をどのように保つか。一章ではまだそのさわりが書かれているだけだが、とても勉強になる。治療を受ける本人だけでなく、本人の家族にも理解や寄り添いが必要なのだという学びは、まさに自分の過去、幼少期を支えてくれた両親への感謝に直結した。「確認してくださる?」 先生は私の翻訳を受け取ると、素早く目を滑らせ、いくつかの翻訳の意味合いや言い回しに間違いがあることを見つけたようだ。赤を入れ、私のほうへ戻した。先生の綺麗な文字に惚れ惚れしながら解説を聞く。「この単語は専門用語なので、辞書にはなかったかもしれませんね。日本語では、衛生と言います。直前のメンタルと繋げて精神衛生。体だけではなく、心を侵す病もあります。心を健やかに保つこともまた重要だと説いているんです」「へえ……」 私がそれをもとに翻訳を直せば、先生は「完璧です」と微笑んだ。先日の外出も、見舞いの日の夢の話も、忘れたみたい
last updateLast Updated : 2026-09-18
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第十三話 薔薇と志望理由

 私が菜々ちゃんから相談を受けたのは翌日のことだった。 真剣な、けれどどこか後ろめたい様子を隠しもせずに菜々ちゃんが取り出したのは看護実習生の面接用の書類だ。「……ごめん。美羽にこんなことを頼むのは正直いけないことだってわかってるの。でも、他に頼れる人もいなくて」 面接用書類の空欄に目をやる。 ――志望理由。 菜々ちゃんは看護婦になりたいと真剣に思っているわけではない。将来、職業婦人になりたいというのが菜々ちゃんの目下の目標で、看護実習生はその将来の可能性を広げたり、検討するための第一歩なのだ。だからこそ、なにを書くべきか迷っているということだろう。正直に書けば落とされてしまうし、かと言って他によい理由など思いつかない。 菜々ちゃんは「本当にごめん」ともう一度頭を下げた。 菜々ちゃんのこういう真摯で誠実な態度が好きだ。竹を割ったように真っ直ぐで、けれど情を感じられる。大好きな親友だ。「私、菜々ちゃんのために役に立てることがあるならなんでもするわ」 私は膝にのせていた弁当箱を長椅子に避けて、菜々ちゃんの手を握った。本気でそう思っていることが菜々ちゃんに伝わりますようにと、願いを込めて。 菜々ちゃんはそれでもどこか申し訳なさそうに唇を噛んでいる。「菜々ちゃんの素敵な顔が台無しよ」「……悪いことをしてる気分だわ」「もう。どうしてそんなことを言うの。菜々ちゃんは立派よ。ちゃんと将来のことを考えて選んだんでしょう? それに、私が実習に参加できないのは、私の体のせいだもの。菜々ちゃんはなにも悪くないわ」「それは、そうかもしれないけど&
last updateLast Updated : 2026-09-19
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第十四話 薔薇と心臓移植

 夜、学校の課題を済ませ、先生からいただいた論文の翻訳に取り掛かろうとしたところで、私はふと菜々ちゃんとの会話を思い出した。 自分の体の中に、他人の心臓がある。誰かからもらった心臓で、私は生きている。 こんな大切なことを、なぜ今まで私は一度も考えなかったのだろう。 いや、考えたことがないわけではない。心臓移植について、まだ幼い頃とはいえ簡単な説明はたしかに受けたはずだし、誰かに与えてもらった命だと意識もある。 けれど、そのことについて深く突き詰めたことはなかった。 例えば、誰の心臓なのか。相手はどうなってしまったのか。誰が手術をしてくれたのか。 そうした詳細な事実を聞いたこともなければ、聞こうと思ったこともなかった。「お母さまたちなら、わかるかしら」 私が当時聞いてもわからなかったことでも、大人たちは理解していたはずだ。私が自分では判断できない年齢だったから、両親のほうが事細かに説明も受けただろう。決して簡単な手術ではなかっただろうし、そうした危険性の高い手術には両親の同意が必要だ。 昨日、翻訳した論文にも書いてあった。治療を受ける本人も、その家族も、大切な患者だと。 私は自室を出て階段を下りる。居間を覗くと、お父さまがなにやら小難しい顔で新聞を読み、その隣でお母さまが裁縫をしていた。「お父さま、お母さま」「おお、珍しいな。どうしたんだい?」「お茶でも飲む?」「お茶は……、うん、頂戴します」「まあ、座りなさい」 お父さまに促され、二人が座っていた長椅子の前、一人用の椅
last updateLast Updated : 2026-09-20
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第十五話 薔薇と好機

 自らの心臓移植手術に違和感を覚えたものの、成す術もなく一週間が過ぎた。 先生なら病院の規則について詳しいことを知っているかもしれない。そう考えて家庭教師に来てくれた先生にも聞いてはみたものの、先生は両親よりももっと部外者であり、「病院が秘密にしていることならそうなのでしょう」としか答えなかった。しかも、その時の先生の態度がどこか冷たく感じられ、私はそれ以上を言及することも怖くなってしまった。 そんな訳で、この話をできるのは親友ただ一人である。 看護実習生に決まった菜々ちゃんは、来週からの実習に備えて色々と準備があるはずなのに、今日も湿気でうねった私の髪をせっせと編み込んでいた。「なるほどね。でも、聞けば聞くほど怪しいわ。なんだか、推理小説でも読んでいるみたい。美羽、探偵みたいで格好いいわよ」「謎が解けないんじゃ、探偵にはなれないわ」「ふふ、それもそうね。あ、でも、そんな美羽にあたしからも朗報があるの」 菜々ちゃんは二つの三つ編みを器用に後ろで束ねると、綺麗なお団子にまとめてくれる。 簪を挿して「できた」と私の肩を叩いたかと思うと、彼女はそのまま私の耳元でささやいた。「実はね、内緒の話。看護実習生に空きが出たらしいのよ」「え?」「美羽、応募を辞退したじゃない? だから、あんまり誘うのもしつこいように思って悩んだんだけど……、あたし、やっぱり美羽は実習を受けるべきだと思って」 菜々ちゃんは私の前に回って空いている椅子に座る。背もたれに両肘を預けて座る菜々ちゃんはとても行儀のよい格好とは言えなかったけれど、その真剣な表情を見れば、姿勢を咎めることはできなかった。 菜々ちゃんは一段声
last updateLast Updated : 2026-09-21
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第十六話 薔薇と決意

 いざ瑞希くんと向かいあうと、つい先ほど湧き上がった勇気が一気に萎んでいきそうになる。私の首筋にはじっとりと嫌な汗が伝っていった。「どうした? 忘れ物か?」 後部座席の扉を開けた瑞希くんが一歩も動かなくなってしまった私を覗きこんだ。「い、いえ……、そういう、わけでは」「なら、なにかあったのか? 後ろにいるご学友と関係が?」「え?」 振り返ると、校門の奥から菜々ちゃんがこちらを窺っていた。私と目が合うと、彼女はぐっと両手の拳を握りしめた。激励してくれているのがよくわかる。「あ、えっと……」 菜々ちゃんを幻滅させたくない。親友との約束を反故にするのは嫌だ。 それ以上に、ここで言わなければ応募を諦めた時よりも後悔すると自分を鼓舞する。 実習生の枠に空きができたなんて千載一遇の好機は、そう何度も訪れない。神さまが誰にでも、いつでも優しいものではないことは嫌というほど知っている。 私は覚悟を決め、菜々ちゃんに軽く手を振った。 ――大丈夫。 合図が伝わったのか、菜々ちゃんも手を振って帰路についた。私はその後ろ姿を見送り、改めて瑞希くんと対峙する。「実は、お話があるんです」「話?」 ピクリと瑞希くんの形の良い眉が動く。私から改まって瑞希くんに話をすることなどそうない。瑞希くんは話の内容を推察するように一度だけ視線を外し、思い当たる節がないとわかると私に視線を戻した。「わかった。どこか、話せる場所に行こうか」
last updateLast Updated : 2026-09-22
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第十七話 薔薇と看護実習

 元々看護婦を目指して勉強していたこと。前回の募集時には体調を崩していたため、応募が間に合わなかったこと。すでに看護実習生に決まった菜々ちゃんの推薦があったことや、これまでの勉学の姿勢などが認められ、私は無事に看護実習生の空き枠を手に入れた。 両親たちは瑞希くん同様の渋い反応を示していたが、私が珍しく折れずにいたせいか、最終的には了承してくれた。心臓移植の話をしたのも効いているのかもしれなかった。 こうして、私は今日、めでたく看護実習生として病院の門をくぐることになった。 看護実習生に決まってから二週間。先生の励ましや両親と瑞希くんからの心配をこれでもかと受け、私はこの実習の意義をおそらく誰よりも理解した。 ――これは、私が看護婦になるために残された最後の道だわ。 ここで失敗したり、ひどく体調を崩すようなら、もう二度と看護婦など口には出せないだろう。逆に言えば、ここで成果を出し、認めてもらうことができれば、いくらか希望が残される。瑞希くんはきっと最後まで反対するだろうが、実績さえあれば、結納後に看護婦になることもできるかもしれない。 ――それに。 私は目の前の病院を見上げた。 病院の看板には見覚えのある名前が掲げられている。なんの因果か、実習先は私が幼い頃に入院し、心臓移植の手術を受けた病院そのものだった。 恩返しの機会でもあり、私の心臓移植について調べる絶好の機会でもある。 私が胸元を握りしめていると、隣から肩を叩かれた。「おはよう、美羽。今日から頑張ろうね」 見れば、菜々ちゃんが上機嫌な笑みを見せて立っていた。「おはよう、菜々ちゃん。今日は元気ね」
last updateLast Updated : 2026-09-23
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第十八話 薔薇と診療録

 看護実習は想像以上に大変で、けれどその数倍楽しかった。 私たちは内科と小児科の病棟に三名と二名で割り当てられ、私は菜々ちゃんと共に小児科の担当となった。幼少の頃に世話になったという自己紹介を看護婦長が覚えていてくれての采配だそうだ。 小児科での主な業務は子供たちの世話役に近い。早朝に集合し、看護婦たちと子供たちの検温や食事の配膳にあたる。子供たちの用便の付き添いも看護婦の仕事だ。食事を終えたら、寝台の清掃に病棟内の掃除。それらが済むと次は昼食の時間が近づく。昼食の準備をしたら、子供たちが食事をとっている間にようやく私たちも交代で食事と少しの休憩をとる。その後は、子供たちの相手をしたり、各病室を巡回したり、訪れた親の相手をしたりと休む暇なく夕方まで動く。夕食の時間にはまたも準備と片付け、それを終えてようやく私たちは解放されるのだ。 子供たちは予測不能な動きで私と菜々ちゃんをからかい、十分な遊び相手になると判断すればこれでもかといたずらをしかけてくるが、それも可愛らしいものだ。遊び疲れてぐっすりと眠る姿を見れば心も安らぐし、楽しかった、ありがとうと感謝されれば私たちの疲れは簡単に吹き飛んだ。 とにかく慌ただしく、息を吐く暇もない。けれど、なにもかもが目新しく、少しでも役に立てているのだと思うと気持ちがいい。 それが、実習が始まってから三日ほどの感想だった。 もちろん、家に帰ってからは通常通り学校の課題を片付ける。先生の課題はしばらく休みにしてもいいと言われたが、論文の翻訳だけは少しずつ進めることにした。絶賛翻訳中の三章は親子での療養への取り組みについて書かれている。実践と紐づいた知識が手に入るとなれば私も早々休んではいられなかった。 そうして夜は今までにないほどぐっすりと眠り、気づけば朝を迎える。この繰り返しだ。 そんな生活に慣れてきたのは一週間が経とうかという頃。病院に休日はないが、日曜日とあってか看護実習生には久しぶりの休
last updateLast Updated : 2026-09-24
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第十九話 薔薇と提供者

 愕然とする私を、続く文字が追い込んだ。 心臓を提供した相手、その名も書かれている。「木梨、望……」 まさか同じ名字が並んでいるとは思わなかった。先生の名前を見ただけで充分だったはずが、こんなことになろうとは。「ご親族のかた、よね」 先生はご自身の話をされない。だから、私はこの『木梨望』という人物を知らない。名前だけでは、男性か女性かもわからないし、診療録にはそれ以上のことも書かれていないが、執刀医の木梨司先生とまったくの関係がない人だとは思えなかった。 仮に、この執刀医が家庭教師の木梨司先生と偶然同じ名前だったとして。患者まで同じ木梨という名字だとは考えにくい。確率の話だ。木梨は決して多い名字ではない。 では、患者の名字が偶然同じで、執刀医の木梨司先生が家庭教師の先生と同一人物だとしたら? そのほうが、私にとっては驚くべき事実だ。 様々な可能性を考えた結果、私の直感は告げる。 家庭教師の木梨司先生と執刀医の木梨司先生は同一人物で、木梨望さんは先生の親族だ。 では、どうして先生はそれを黙っているのだろう。先生が医者を辞めた理由もわからないし、この事実をなぜ病院が隠すのかも不明だ。 私は自身の診療録に隅から隅まで目を通したが、その答えは書いていなかった。「全然わからないわ……」 肩を落とすと同時、私の視界には棚に並べられた別の書類が目に入る。「そうだわ、他の書類には書かれていないかしら」 例えば、院内の会議をまとめたものや、医学的な論文はどうだろうか。私の手術に至った経緯や、心臓提供
last updateLast Updated : 2026-09-25
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第二十話 薔薇と涙

 その晩、私は再び熱を出した。 というよりも、帰り道の車内で私は自分の体がどんどんと怠くなっていくのを感じていて、それを瑞希くんに見破られたのだ。 私は瑞希くんに抱きかかえられ、そのまま自室まで連行された。寝台に寝かされたかと思うと、瑞希くんと両親の慌てるような声が聞こえ、女給に着替えさせられた。再び寝台に寝かされたかと思うと、氷水の入ったたらいを持って瑞希くんが戻ってきた。 瑞希くんは自身の綺麗なハンケチを迷いなく氷水につけて絞る。一目見ただけでそのハンケチが高価な物だとわかり、私は居たたまれなくなる。だが、当の瑞希くんは微塵も気にしていないのか、真剣な顔で水気を切ったハンケチを私の額にそっとのせた。 ヒヤリとした感触が気持ち良い。「……ありがとう、ございます……」 私が言えば、瑞希くんはとても心配そうに私の手を握った。「辛いだろう。礼なんかしなくて良いから、みぃはゆっくり休んで」「そんなに、大したことでは……」「熱があるんだぞ。大したことだろう」 熱と言っても先日引いた風邪ほどではない。おそらく知恵熱の類だし、私にとって熱や病気は慣れたものだ。だから傍についている必要もない。 そう言いたかったのに、瑞希くんが泣きそうな顔で私の手をさらにきつく握るので、私も黙るしかなかった。 瑞希くんは滅多に風邪を引いたり熱を出したりしない。大袈裟な反応をするのはそのためで、きっと、これから先も一生彼は私の体調不良に慣れないままなのだろう。それはそれで心苦しい。瑞希くんの心を痛めるのは、いつだって私なのだから。 こんな女のどこが良いのだろう。自分に興
last updateLast Updated : 2026-09-26
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