尾獣たちが一堂に会するシーンは、『NARUTO -ナルト- 疾風伝』の第四次忍界大戦クライマックスで特に印象的ですね。五影会談後の流れで、マダラとオビトが月の眼計画を実行に移す過程で各尾獣が抽出され、最終的に
外道魔像に封印されていく展開です。
特に面白いのは、八尾と九尾が連携して戦うシーンでしょうか。今まで敵対していた守鶴と又旅が共闘する姿や、それぞれの人柱力との絆が描かれるところにジーンときます。アニメだと550話あたりから徐々に尾獣たちの本格的な登場が始まり、特に582話『甦る尾獣たち』では全尾獣が勢揃いする名シーンが堪能できます。
個人的には四尾・孫悟空とナルトの交流エピソードが心に残っていて、単なる力の塊ではなくそれぞれの尾獣に個性と事情があることを深掘りしている点がこのシリーズの真骨頂だと思います。