皇太子は花嫁を侍女と入れ替え、今では狂おしいほど後悔している宮中の宴で、皇太子は詩を完成させた者を皇太子妃にすると宣言した。
前世、私が先に詩を完成させてしまったため、皇太子は倚梅園(いばいえん)で意気投合した相手は私だと勘違いしたのだ。
結婚式当日、私の侍女が実は倚梅園で皇太子と詩を詠み合ったのは彼女だと告白し、そして毒を飲んで自害した。
皇太子が皇帝に即位後、最初にしたことはその侍女を皇后として追封することだった。
そして次にしたことは、私に毒酒を賜り、腸を腐らせて死に至らしめることだった。
「お前が青荷(せいか)のふりをして詩を詠まなければ、皇太子妃の座は彼女のものだったのだ。
これは青荷への償いだ」
しかし、あの詩はそもそも私が作ったものだったのだ。
私が死んだ後、彼は私の家族全員を野ざらしにして、野犬の餌食にした。
再び目覚めた時、私は自ら侍女を皇太子の前に出した。
皇太子は彼女を妃に娶りたかったのだろう?ならば、その願いを叶えてやろう。