初心者にまず勧めたいのは、'Nocturne in E minor, Op.72 No.1'だ。テンポが落ち着いていて右手の旋律が取り出しやすく、左手の伴奏も比較的規則的だから、レガートやフレージングの練習に最適だと思う。僕はこの曲で左右のバランスやペダリングの基本を覚えた経験がある。最初から速く弾こうとせず、拍を感じながら各小節の歌い方に注意してゆっくり練習すると、曲の構造がつかみやすくなる。
ある程度弾けるようになったら、次のステップとして'Nocturne in E-flat major, Op.9 No.2'に挑戦するといい。こちらは装飾音や細かなニュアンスが多く、表現力を伸ばすための課題がたくさんある。段階を踏んで曲を選ぶと、挫折せずに楽しく技術と表現が身についていくはずだ。自分のペースで深めていってほしい。
音楽の世界に浸っていると、ショパンのポロネーズほど荘厳で感情豊かな作品はなかなかありませんね。特に『英雄ポロネーズ』のような作品は、ピアノを弾く人にとって憧れの的です。楽譜を探しているなら、IMSLP(Petrucci Music Library)がおすすめです。ここではパブリックドメインの楽譜を無料でダウンロードできます。
ただし、IMSLPは著作権が切れた作品しか扱っていないので、最新の校訂版や特定の出版社の楽譜が必要な場合は、Chopin's First Editions Onlineのような専門サイトを覗いてみるのも良いでしょう。無料ではないですが、原典に近い楽譜を閲覧できます。ポロネーズを練習するなら、演奏解釈の違いを比較してみると新しい発見があるかもしれません。