異世界リロード:神々の遣り残しある夏休みの夕暮れ、ナギが眠りにつくと、いつか出会い、共に旅をし、絆を育んだ少女、 リィナが立っていた。
「ナギはね、またあのスーツの神に異世界に送られちゃうの。だから今度は私が助ける番!」
そう意気込む彼女の姿は光に包まれて消えていった。
そうして現れたスーツの男神。
「あなたの仕事は一つ。世界の歪みを正すことです。いえ、一か所というわけではないので一つではなかったですね。」
「それではよろしくお願いしますね?」
そう言うと神はふと消えていった。
異世界に降り立ったナギの手には真っ白な美しい銃がいた。
「 リィナ……なのか?」
それは神が宿るという銃。
こうして異世界転移者と新米女神の旅は始まった。