このセリフを英語に訳す時、日本語のニュアンスをどう保つかが鍵だよね。'Today, I'll forget you. So please, be happy.'という直訳も可能だけど、'forget'より'let go'の方が情感が伝わる気がする。
『君の名は。』の英語版タイトルが『Your Name.』とシンプルに保たれたように、翻訳は簡潔さが命。個人的には『From today, your memory fades. So I wish you happiness.』と少し詩的にしても良いかも。大切なのは、切なさと決意の両方を表現することだと思う。
例えば冒頭の『夕焼け小焼けの赤とんぼ』は『The red dragonflies in the sunset glow』と訳せるけど、『小焼け』のニュアンスをどう表現するかが難しい。『負われて見たのはいつの日か』という部分は『When was the day I saw on your back?』と直訳できるが、日本語の『負われる』に含まれる懐かしさや無邪気さをどう伝えるかがポイントだ。
歌詞全体を通して、日本語の五七調のリズムを英語の韻律にどう落とし込むかが最大の課題。例えば『山の畑の桑の実を』を『Mulberries in the mountain field』と訳すと簡潔すぎるので、『The mulberries ripening in the field atop the hill』のように情景描写を加える必要があるかもしれない。童謡翻訳の奥深さを感じる作業だ。