英語圏には『大は小を兼ねる』と完全に一致する表現はありませんが、ニュアンス的に近いのは『Better safe than sorry』でしょう。このフレーズは『後悔するより安全を選ぶ方が良い』という意味で、予防的な行動を促す点で共通しています。
面白いことに、英語ではサイズそのものよりリスク管理の考え方を重視する傾向があります。DIYショップで工具を選ぶ場面を想像すると、『Go big or go home』というスローガンもありますが、これはどちらかと言えば『中途半端不如意気込み』のニュアンス。日本語の『大は小を兼ねる』が持つ汎用性の良さとは少し違いますよね。
個人的に海外ドラマ『The Office』で面白かったのは、Dwightが『Why use small when big do trick?』と言うシーン。文法は崩していますが、まさにこの発想を皮肉った台詞で、文化の違いを感じさせます。