運命を交換した二人息子が生まれたとき、腕に小さな丸いあざがあった。
それは私だけが知っていることだ。
しかし、私が病室で目を覚ましたとき、そのあざはもう消えていた。
ずっと、自分が見間違えたのかと思っていた。
しかし、百日祝いのとき、同じ日に生まれた義弟の子どもを見て、一瞬で気づいた。
その丸いあざが目の前に現れたのだ。
でも、私はそれを指摘しなかった。息子が18歳になった入学祝のパーティーで、義弟が突然こう言った。
「実は、あの時取り違えた。君の優秀な息子は君のではなく、うちの子だ」
私はただ笑いながら、両親の席を彼らに譲った。