最近読んだ'Tales of the Otori'シリーズのファンフィクションで、Tokiyukiと彼の庇護者であるShigeruの関係を逆転させた作品が強烈な印象を残しました。通常はShigeruがTokiyukiを導く立場ですが、この作品ではTokiyukiが成長し、逆にShigeruを守る側に回ります。力関係の変化が自然に描かれていて、特にTokiyukiの内面の葛藤が秀逸。自分の無力さに苛立ちながらも、必死に強者になろうとする過程が胸を打ちます。
最近'Touken Ranbu'のファンフィクションにはまっていて、特に刀剣男士たちが共通の敵と戦う中で絆が深まるストーリーが好きです。例えば、三日月宗近と鶴丸国永のCPを扱った作品で、時間遡行軍との激戦を通じて二人の信頼関係がロマンスに発展していく描写は最高でした。アクションシーンも緻密で、キャラクターの心情の変化が自然に描かれていて、何度も読み返してしまいます。特に、三日月が鶴丸を庇うシーンから、それまでにはなかった感情が芽生え始める流れは、ファンなら誰もが胸を打たれるはず。
こういうジャンルでは、戦闘の緊張感と恋愛の緩急のバランスが大事だと思うんですよね。'Yuri!!! on Ice'のファンフィクでも、ヴィクトルとユリがライバル選手と対峙しながらお互いを理解していくストーリーが人気ですが、刀剣男士の場合は命を懸けた戦いだけに感情の高まりも一層ドラマチック。作者がキャラクターの背景設定をうまく活用していて、歴史的な因縁までもが現代での関係性に影響を与えるところがたまりません。