X JAPANの再結成についてToshiが語るエピソードは、まるで運命の糸に引き寄せられたような感覚がある。1997年の解散から10年近く経った頃、YOSHIKIから突然連絡が来たときの衝撃は今でも忘れられない。当時はソロ活動に専念していたが、『ART OF LIFE』の再演をきっかけに、お互いの音楽への想いが再燃したんだ。
X JAPANの音楽は世代を超えて愛されるものが多いけど、Toshiにとって最も影響を受けた曲となると、やはり『ART OF LIFE』じゃないかな。この30分近い大作は、彼のボーカルの可能性を最大限に引き出したと言える。
特にピアノパートとの絡みは圧巻で、感情の起伏をこれほどまでに表現できたアーティストは珍しい。ライブでの熱演ぶりも伝説的で、ファンなら誰もが一度はこの曲に心を揺さぶられた経験があるはず。技術的な凄さだけでなく、魂のこもった歌声がこの曲の真髄だと思う。
X JAPANの活動期間を語る時、その波乱に満ちた歴史を無視できませんね。1982年にTOSHIKIとYOSHIKIがXを結成し、1989年にメジャーデビューしてX JAPANに改名。
1997年に一度解散したものの、2007年に再結成して現在も活動中です。特に90年代初頭の『BLUE BLOOD』や『Jealousy』の時期が最も勢いがあった時代で、ヴィジュアル系の金字塔を打ち立てました。再結成後は世界中でツアーを行い、その熱狂的なライブパフォーマンスは今も伝説として語り継がれています。
X JAPANの『紅』はヴィジュアル系バンドの美意識を根本から変えたと言えるでしょう。
あの荘厳なイントロから激しいスピード感まで、全てが後の世代に受け継がれた要素です。DIR EN GREYやLUNA SEAの楽曲を聴くと、『紅』の影響を感じる瞬間が多々あります。特にギターリフの重厚さとメロディックなバランスは、多くのミュージシャンが模倣したポイント。
YOSHIKIのドラミングスタイルも革新的で、デスボイスとクラシカルな要素を融合させたアプローチは、現在のヴィジュアル系シーンにまで脈々と受け継がれています。