ビジネスの現場でよく耳にする『あくせくする』という表現、英語では 'to be busy as a bee' や 'to hustle' が近いニュアンスを伝えられますね。特にスタートアップ文化が盛んなシリコンバレーでは、'hustle' という言葉が日常的に使われていて、朝から晩まで情熱的に働く姿勢を肯定的に表現します。
面白いことに、この言葉の受け取り方は文化によって大きく異なります。日本のオフィスで『あくせく働いている』と言うと、どこか息苦しさを含んだニュアンスになりがちですが、英語圏では『精力的に取り組んでいる』というポジティブな意味合いが強い。実際に『The Lean Startup』という本でも、効果的なhustleの仕方が起業家精神として賞賛されています。
最近気づいたのは、この表現の使い分けがビジネスコミュニケーションの質を左右すること。取引先とのメールで『We've been hustling to meet the deadline』と書けば、前向きな努力として伝わりますが、日本語で『あくせく対応しています』とそのまま訳すと、逆に不安を与えてしまうかもしれません。