英語の『Dead men tell no tales』は、日本語の『死人に口なし』とほぼ同じ意味を持ちますが、ニュアンスに微妙な違いがありますね。
日本語版は刑事ドラマやサスペンスものでよく使われるように、証言が得られない絶望的な状況を強調します。一方、英語版は海賊や冒険物語でよく使われ、『死者は秘密を暴露しない』というロマンチックな含みがある気がします。『パイレーツ・オブ・カリビアン』でこの台詞が使われた時、海賊たちの不気味な雰囲気をうまく表現していました。
文化的背景も影響していて、日本語は事件解決の行き詰まりを表すのに対し、英語ではむしろ謎めいた魅力を感じさせる表現になっています。
日本語の「口さがない」という表現は、英語ではいくつかのニュアンスに分けて訳せますね。
まず思い浮かぶのは 'gossipy' という単語。近所の噂話に夢中な人や、他人の私生活にやたら興味を持つタイプを指すときにピッタリです。'The neighborhood became gossipy after the scandal' なんて使い方ができます。
もう少し悪意を含む場合は 'backbiting' が良いでしょう。陰でコソコソ悪口を言うイメージで、職場の人間関係を描写する際によく使われます。'The office atmosphere turned toxic due to constant backbiting' といった文脈で使うと、その嫌な感じが伝わります。