最近『
あぶれる』を読んだんだけど、これがなぜ評価されているのか少し考えてみた。まずキャラクターの描写がすごく深い。主人公の葛藤がリアルで、読んでいて自分もその感情に引き込まれる感じがある。
ストーリーの展開も予測不能で、ページをめくるたびに新しい発見がある。特に社会の闇を描きつつも、そこに光を見いだせるような描写が秀逸。読後感が重たいのに、なぜか清々しい気分になるのは作者の力量だと思う。
作画もストーリーにマッチしていて、暗いテーマなのに美しい。こういう作品こそが漫画の可能性を広げているんじゃないかな。