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『硝子の塔』のトリック構造には脱帽しました。ミステリ的な要素も強いですが、殺人現場が超高層マンションという閉鎖空間なのがサスペンスを際立たせています。
特に、透明な空間で起きる構造を追求したこだわりようやく、設計図や模型写真を見ると、機能美と芸術を見事に融合させた過程を追体験できます。現実感のある造形は、ファン必見で。工芸品のような完の追求は、実は14の工房職人ただい。通常の材を加工する様子や、低音をかける過程が、期間限定開催されています。予約制のため要確認で。
『ユートピア』という英国発のサスペンス漫画が面白かったです。謎のグラフィックノベルを巡って殺人事件が起きる設定で、絵柄の美しさと残酷な展開の対比がたまりません。
絵画的なタッチで描かれる暴力シーンは、むしろ芸術的でさえあります。伏線の張り方も巧みで、最終巻で全てのピースがはまる瞬間は鳥肌もの。通常のサスペンスとは一線を画する、ビジュアルとストーリーの融合体といった感じ。
最近、『告白』を再読したんですが、これぞサスペンスの醍醐味だなと改めて感じました。登場人物の心理描写が緻密で、読んでいて手に汗握る展開が続きます。
特に印象的だったのは、語り手が変わるたびに真実が歪んでいく構成。最初は単なる復讐劇かと思いきや、最後には人間の闇そのものを見せつけられます。松たか子さんの主演映画も秀逸ですが、原作の不気味な余韻は格別です。
こういう作品を読むと、日常の些細な嘘が急に怖くなってくるから不思議です。
雨の日に読むなら『パラドックス13』がぴったり。都市全体がパラレルワールドに飲み込される設定から既に独特の緊張感があります。普通の日常が徐々に崩れていく過程が、サスペンスとしてもSFとしても完成度が高い。
特に時間制限のある状況で、人間がどう変質していくかがリアル。東野圭吾作品の中でも特にハードボイルドなテイストが光ります。最後の数ページで全てがひっくり返される仕掛けには、何度読んでも背筋が凍ります。