海外の画家が手がえた『Gon, the Little Fox』というイラスト集が意外な掘り出し物でした。日本の原風景を異国の視点で描くことで生まれた新鮮な解釈が光ります。和紙風のテクスチャを使いながら、色彩はあえてポップに仕上げてあり、物語の普遍性を感じさせます。キツネの毛並みの描き方に独自の技法が使われていて、ページをめくるたびに新しい発見があるのが楽しいです。
鎧のイラスト集を探しているなら、まず押さえておきたいのは『幻想鎧甲図鑑』シリーズだ。歴史的な甲冑から完全なファンタジーまで網羅していて、細部のディテールが驚くほど精密。特にヨーロッパのプレートアーマーと日本の大鎧の比較ページは、デザインの違いが一目でわかるようになっている。
もう一冊おすすめしたいのは『Armor Design for Fantasy Artists』。こちらは実用的な描き方ガイドも兼ねていて、金属のテクスチャ表現や動きのあるポーズの際の装甲の変形まで解説されている。海外のアーティストによる作品が多いため、日本ではあまり見かけないユニークなスタイルの鎧がたくさん収録されているのが魅力。
最近では『デジタル時代の鎧デザイン』のような、3DCGモデリングを意識した資料集も増えてきた。コンセプトアートの現場で使えるような、ゲームや映画向けの未来的な装甲デザインのバリエーションが豊富で、現代的なイラストを描く人には特に参考になるだろう。