公の場での言動を紐解くと、ウィリアム王子が望む教育像は学力偏重を超えていると感じられる。私自身、彼の発言や関わるプロジェクトを追ってきて、心の健康や早期の情緒発達に対する関心が特に強いことに注目している。
子どもの自己肯定感や共感力を育てること、困難に直面したときに立ち直る力(レジリエンス)を養うことが重要だと彼はみなしているように思う。具体的には保護者や教育現場が幼児期の遊びや安定した愛着を重視すること、そして社会的支援を充実させることを支持している印象がある。
また、私は将来を見据えた実践的な学びも彼が評価していると考える。学問だけでなく、環境問題や公共心、チームワークを育てる機会を学校教育に取り入れることが、子どもたちの多様な可能性を引き出すと感じている。こうした視点は、彼が関与する'Royal Foundation Centre for Early Childhood'の設立にも反映されていると受け止めている。
本棚を順に辿るつもりで、ウィリアム・フォークナーの初期から中期にかけての代表作を年代順に並べてみた。
僕はまずデビュー作から入ると、創作の出発点がよく見えると思っている。1926年の『Soldiers' Pay』は作家としての試行錯誤が感じられる一冊で、続く1927年の『Mosquitoes』で文体の実験が続く。1929年には大胆な語り口で知られる『The Sound and the Fury』が登場し、同年に発表された『Sartoris』は地方社会を描く重要作だ。その流れを受けて1930年の『As I Lay Dying』では多声的な語りが完成形に近づく。
これらを年代順に追うことで、フォークナーがどのように語りの幅を広げ、テクストで遊び始めたかが実感できる。個人的には『The Sound and the Fury』で作家としての決定的な躍進を感じるので、最初に手に取るには格好の順序だと思う。最終的に読む順を決める楽しさも残しておきたい。