トリッキーなテーマだが、まずはフェアプレイの視点で線を引くのが現実的だと思う。二次創作で原作キャラを
弄ぶ扱いというのは、単なる描写の自由を超えて、キャラクターの核心や読者の期待を踏みにじることがある。例えば'ハリー・ポッター'のように多くの人が思い入れを抱く作品では、キャラの人格やトラウマを軽々しく扱うとコミュニティ内で反発が起きやすい。だから私は、作品愛とリスペクトのバランスが大切だと感じている。
過激な設定やダークな解釈を楽しむ人もいるけれど、その場合はきちんとコンテンツ警告をつけ、対象年齢やトリガーを明示する責任がある。読者に選択肢を与えないままショッキングな展開を押し付けるのは配慮不足だと考える。自分が書く立場になったときは、元キャラのコアが生きているかどうかを自問し、改変が物語の意図に根ざしているかを確認する。
結局のところ、許容範囲はコミュニティのルール、プラットフォームの規約、そして書き手自身の良識で決まる。極端なものが全て悪いとは限らないが、尊重と説明がないままでは不快感を生みやすい──私はそう考えている。