言葉の力って本当に微妙だよね。僕は英語タイトルで『弄ぶ』のニュアンスを伝えるとき、まず語感の強弱を決めるところから入る。直訳に近いのは'toy with'や'toying with'で、対象を軽んじて遊ぶ、弄ぶという感覚を素直に拾いやすい。ただしこの英語表現は単に子供っぽい遊びから、冷酷な弄びまで幅があるので、文脈次第で印象が大きく変わる。
たとえば心理的に誰かを弄ぶ冷徹な主人公を描く作品なら、'Toying with Hearts'や'Toying with Fate'のように直接的な語を使うだけで狙った不穏さが出せる。一方で色恋や甘い嘲りを含む場合は、'Playing with Someone'や'Making a Plaything of...'といった表現でやや柔らかく持っていける。僕が気をつけるのは、短さと響き。英語タイトルは一瞬で印象を与えるから、語感が重複しない単語選びが肝心だと思う。参考までに、操作や策略が核の物語なら、'Gone Girl'のように意味深で引きを作る別の単語選択も検討する価値がある。