嵐のライブで忘れられないのは、彼らが作り出す『共有体験』だ。『ARASHI LIVE TOUR 2017-2018 「untitled」』では、会場全体を使った巨大なオブジェの出現や、メンバーが観客席の真ん中で歌い出すサプライズがあった。通常のコンサートでは考えられないようなスケール感と、親密さが共存している。
演出面では、衣装や小道具にもこだわりが見られる。『JET STORM』の飛行士風衣装や、『Love so sweet』での傘を使ったダンスなど、楽曲の世界観を徹底的に追求している。また、彼らのコンサートは毎回テーマが明確で、物語のように展開していくため、最後まで引き込まれる。
嵐のコンサートで特に目を引くのは、メンバーそれぞれの個性を生かした演出だ。松本潤が演出を手掛けることが多いが、彼らのコンサートはまるでミュージカルを見ているような緻密な構成が特徴。『ARASHI BLAST in Hawaii』では、海をバックにしたオープンステージや、花火とのコラボレーションなど、場所の特性を活かした演出が話題になった。
嵐のPV撮影裏話といえば、メンバーの自然なやり取りが光るエピソードが特に印象的です。『Calling/Breathless』の撮影時、松本潤が即興でダンスの動きを変えたことで、スタッフ全員が「これだ!」と感じた瞬間があったそうです。予定外の閃きが作品のクオリティを上げるって、まさにプロの仕事ですよね。
面白いのは櫻井翔のエピソードで、『Love so sweet』PVで何度もジャケットを投げるシーンを撮影した際、衣装担当が「もうボロボロですよ!」と悲鳴を上げていたとか。メンバーも「投げる角度によって映え方が全然違うんだ」と熱中していたらしく、完成した映像の爽やかさとは裏腹に、現場は真剣勝負の連続だったようです。
二宮和也がカメラテスト中にスタッフと冗談を交わしてリラックスさせるのが定番だったとか、大野智がロケ先で地元の子供たちと即興で遊び始めたエピソードなど、アットホームな雰囲気作りが彼らの魅力を引き出していたのかもしれません。