成功した時の満足感が忘れられない。ゲーム内でイグニスが作る料理を見て実際に再現するとき、肝心なのは観察と段取りだと私は考えている。
まずは『Final Fantasy XV』で描かれている一皿をよく観察する。見た目の要素(彩り、盛り付けの高さ、ソースの量)と、想像できる材料をリストアップして、現実で入手しやすい代替品を決める。調理の順序は必ず守る。ソースは先に作って味を落ち着かせる、野菜は火を通す時間を揃えるなど、ミゼン・ア・プラス(下ごしらえ)が成功の鍵だと実感している。
次に味の再現。イグニスの料理はフレンチの影響を受けた繊細な味付けが多いので、塩と酸味、甘みのバランスを小さなスプーンで少しずつ調整する。香草やバター、出汁の役割を意識して、最後に温度と食感を確認する。失敗してもレシピをノートに残して次に活かす。時間をかけて何度も作るうちに、自分なりの“イグニス流”が見えてくるはずだ。