英語圏で初恋をテーマにした詩といえば、ロバート・バーンズの'A Red, Red Rose'が真っ先に浮かびます。18世紀に書かれたこの恋愛詩は、鮮烈なバラのイメージと永遠の愛を誓う力強い言葉が特徴で、今でも多くの人に愛誦されています。
特に冒頭の'My love is like a red, red rose'という比喩は、初恋の純粋で激しい感情を見事に表現しています。スコットランド方言で書かれたオリジナル版には素朴な魅力があり、後に標準英語に翻訳されたことでさらに広まりました。音楽にもなっているので、詩のリズム感も楽しめるのがポイントです。
エリザベス・バレット・ブラウニングの『ソネット集』を読むたびに、言葉の力でこれほど深く愛を表現できる人間がいることに驚かされる。彼女の詩はヴィクトリア朝時代の枠を超え、現代の読者にも直接語りかける。
特に『How do I love thee? Let me count the ways』は、愛を測るさまざまな方法を列挙する繊細な表現が特徴だ。病弱だった彼女がロバート・ブラウニングとの恋愛で得た喜びが、詩の行間から溢れ出ている。